無人島プロジェクト

お問合せ

無人島プロジェクト 無人島プロジェクト » 参加者体験記(basic) » 何もない無人島で見つけたもの

何もない無人島で見つけたもの

参加の動機

無人島プロジェクトとはインスタの広告で偶然出会いました。

自然が好きで人生に一度は無人島で過ごしてみたかったこと、それが大好きな瀬戸内海で開催されること、行くしかない!と思い5月会に参加しました。

参加する前は無人島での非日常を味わえることばかり考えていましたが、実際は自然はもちろんのこと、参加者のみんなと一生ものの経験をすることができました。私みたいな人見知りでもいろんな仲間がいて本当に楽しかったです!

何もないを感じる

3日間過ごした無人島は虫がたくさん、危険な植物も生えている、そんな場所でした。そんな中で生活拠点となるテントを設営したり、海辺で食材を探したりしました。

お米等はあらかじめ用意されていましたが、ご飯のおかずは自分たちで採ってこなければいけません。私は釣りにチャレンジしてみるも、岩場は歩きずらいし、5月の海はとても冷たいしで何も捕まえることはできませんでした。そんな日の夜ご飯は海でたくさん採れたわかめ尽くしとなりました。

2日目にはレベルアップし、みんなでたくさん取りまくった小さいカニも加わりました。自分たちで取ったのも相まってご飯が本当に美味しくて…普段食べ物が当たり前にある生活で幸せのレベルがとても高くなっていたからか、ご飯を食べれるだけでも幸せって感覚がとても新鮮でした。

時間を気にせずに過ごしたもの現代では味わえない不思議な感覚でした。陽が昇る前に鳥の鳴き声で起きて朝陽を見て、陽が沈んだら火を囲んで星を見て波の音を聴く。スマホもほとんど触らない、そんな一日がすごく贅沢で充実しているとひしひしと感じました。

これほどの大自然で過ごして、今の日常生活は本当に贅沢すぎるなとつくづく思いました。食べ物も美味しいものがたくさんあって、清潔で、なんでもすぐに揃えることができて。無人島での生活を通してもっとシンプルに、最低限でも生きていけるんだと実感しました。 

仲間との協力

無人島での生活は仲間と協力する機会がたくさんありました。テント設営、食材の確保、火おこし、ご飯作りなどなど…

24 人初対面でしたが敬語禁止などのルールがあり、またみんな無人島に来ちゃうくらいだから明るい人が多く、年齢も何も気にせず打ち解けやすかったです。

知り合ったばかりの人と普段とは全く違う環境で協力していく、社会人になってからそんな機会が減っていたのでとても新鮮でした。みんなお互いのためにできることを率先して行い、また協力し合うことで信頼が生まれ、自分が受け入れられている安心感がありました。

そんな中で「一人では何もできないけど、みんなで協力したらなんでもできる」と強く思いました。

人との繋がりがどんどん薄くなる令和では、個人主義が強く個人個人が分断されて孤独を感じる時があります。無人島では、その「個」を人のために使い、それらが繋がって一つのことを達成していく、そして仲間になっていくんだなと思いました。 

全力で楽しむ!

無人島ではみんながみんな素を出して今を目いっぱい楽しんでいました。漂流物のロープで綱引きしたり障害物競走したり。どうしてそんなこと思いつくの!?とたくさん気付かされるあたり、自分の頭は凝り固まっていることを実感しました…笑

また、3日間で「自分こんなことできるなんて!」と思った体験がありました。それは岩場から海に飛び込んだことです。泳げないわけではないけれど、周りはゴツゴツした岩場で飛び込む先は足のつかない海。すごく怖かったけれど、みんなが応援してくれて思いっきり飛び出すことができました。無人島でなければできなかった経験です。

思いっきり体を動かして叫んで、そして勇気を振り絞ればなんでもできる!大人になって忘れかけていたことを思い出しました。

この経験をこれからに!

1日目と2日目の夜、みんなと一人ずつお喋りし相手を褒めまくる「ほめほめ会」が開催されました。自分のことを知ろうとしてくれる人が多くて嬉しかった反面、人見知り+社会人となり人とコミュニケーションをとる機会が激減していたため、考えていることをうまく自分の言葉で表現できない葛藤がありました。

自分の人間性を知ってもらいたいし、他の人の人間性ももっと知りたい。本当に温かい人が多かったからこそ、あなたはこういうところが素敵だよってもっと伝えられる人になりたい。自分の中で小さな目標を見つけました。 

スタッフさんへの感謝

私たち参加者を率いてくれたスタッフさん達には本当に感謝しかありません。熱中症対策や他の参加者とうまく打ち解けられるか等、たくさん工夫して常に気を配ってくれました。また私たちが全力で楽しめるよう、一緒になって思いっきり遊んでくれました。

個性豊かなスタッフさん達でしたが、みんな参加者への「何かしら無人島で学んで持って帰って欲しい」という熱い想いを持っていて、それが3日間全体に散りばめられた会だったなと思います。

スタッフのかずが言っていた「この先みんなが全員集まれる機会はもうない」という言葉が印象的でした。悲しいけれど、今みんなで過ごせることを当たり前と思わず、今思いっきり楽しもうという前向きな気持ちになれました。

最後に

「5月会は夏を待てない人が集まる個性的な会」と聞いた通り本当に個性的な仲間が集まった会でした(ムジプロはどの会でも個性的なんだろうけど笑)。今を全力で楽しんでて、芯があるみんなに出会えて本当によかった!参加を迷っている人も最初は少し不安かもしれないけど、その会の色を決めるのは参加するみんなだから、絶対楽しい会になります!

最後に、私が参加した会はみんなで決めたテーマソングがあり、今でもその曲を聴くと無人島で過ごした日々をありありと思い出します。人生のたった3日間でこんなに濃くて忘れられない日々があるって素敵じゃないですか? 

フォームでお問合せ

無人島プロジェクトでは、サバイバルキャンプを提供しています。興味のある方は右記より気軽にお問合せください。

気軽にお問合せ

LINE公式で気軽に質問

まずはお気軽に質問してみたい!という方は、無人島公式LINEアカウントもありますのでご連絡ください。

LINE公式で質問