勢いで参加した無人島プロジェクト
来年4月から世界一周をする予定が「コロナの影響でどうなる?」と不安になっていた時、ふとインスタのストーリーに無人島プロジェクトの広告が流れてきた。気づいたら予約完了のページまで飛んでいた。すぐにワクワクスイッチがオンになり、いてもたってもいられなくなり、いつの間にか海で使える道具を作っていた。
不安を胸に無人島上陸
1日目。姫路駅に集合すると、大きなリュックを持った人たちが集まっていた。
「タイプが違いすぎる!2泊3日、大丈夫かな」と思ったのが正直な感想。そんなことを考えながら港に着き、船に乗って無人島へ出発。
無人島に上陸すると自己紹介の時間が始まり、一人ひとり年齢や職業を説明した。自己紹介の最後にみんなから名前を呼んでもらう。
「まーとーーん!!」
なんとも不思議なこしょばゆい気持ちで一礼した。
そんなこんなで荷物を運び、まずはテントの設営を開始。びっくりしたのは、女子たちが動く動く動くとにかく動く。一人一人の主体性が素晴らしくてとっても素敵に思えた。
全員の協力が作り上げた、最高の無人島料理
次はお待ちかねの漁獲量対決。
とにかく道具を片手に潜りまくる。以前にセブ島で無人島サバイバルをしている自分にとっては、楽勝でしょ!と思っていたけど、上には上がいた。多少の恐怖と闘いながら必死に魚を獲る僕の隣で、ニコニコ笑顔で食糧獲りまくり永遠に泳いでいる人がいた。その人を勝手に兄貴分だと思ってしまった。
その兄貴のおかげもあり、僕のチームは見事優勝!最高な景品もゲットできた。
しかし、魚が獲れた!貝が獲れた!と喜んでいる僕たちの隣にはバケモンがいた。巨大な魚を獲り、びっくりするような生物まで持って平然している一人のスタッフだ。リスペクトしないわけがない。本当に驚いた。
夜になり、Let’s cooking!
魚をさばいたことがない人がほとんどだったので、多少知識があった自分がレクチャー。みんな興味深々で話を聞いてくれる。楽しい!
周りを見ると暇そうにしている人なんて誰もいない。みんなが自分の役割を果たしている!
素敵!なんて感動していると、たくさんの料理が完成した。みんなで食べたが、全部美味い。とにかく美味い。高級な料理屋さんなんて比にならないくらいに美味かった。
本気の火起こしに挑戦!
2日目は、朝から火起こし。中学生の頃、ノリで火が付いたことがあったので今回も!と思っていたけど付かない!付かない!なぜ!
とにかく必死になったけど、付かないまま天候が悪化。雨に負けてしまったのは少し悔しかった。
朝食にはみんなで小麦粉を材料にパンやドーナッツ(風)を作り、むしゃむしゃ食べた。それもとにかく美味い。ひと段落すると少し雨が止み、他のみんなは島探索に出掛けた。僕は「今日は生きること以外なにもしない」と決めていた。だからみんなが帰ってくるまで火を眺めたり海を眺めたり昼寝をしたり、とにかくぼーっとした。
そしてみんなが帰ってくる頃を見計らってピザ作り。女子力全開で生地を作り、具材を乗せて焼いた。帰ってきたみんなが喜んで食べてくれるのに感激して、改めて料理の楽しさを知った。
ピザを食べたばかりだけど、夕食は豪華なご馳走。アジやタイをみんなでさばく。
僕はいつの間にかアジの三枚おろしの先生になり、門下生が増えていった。
あっという間に”仲間”ができた無人島生活
無人島最後の夜には、一人ひとり今回の無人島で感じたことを話した。まだ出会って間もないのに、不思議とみんなが仲間だと思った。そんな風に思えたことがとても嬉しかった。
初日の「まーとーーん!!」と呼んでもらって素直に受け止められなかった僕はもういなかった。
みんなと協力してテントを建て、食糧を獲って料理をする。その料理を食べながら酒を飲み、話をする。一見シンプルに見えるけど、そのシンプルが心地よかった。
何か面白いことないかな?と探している人がいるなら、必ずおすすめしたい。人生つまんないと思っている人にも。いや、全ての人におすすめしたい。そんな2泊3日だった。
無人島から帰ってきても余韻は抜けずにいる。きっとまたすぐに仲間に会いに行くと思う。生きるって素晴らしい。
幸あれ。
Written by まーとん
毎年開催!
【参加型】2泊3日無人島キャンプ
無人島プロジェクトでは、毎年夏に述べ1,000名以上が参加している
2泊3日無人島キャンプ(ベーシックキャンプ)を開催しています。
食糧集め、火起こし、島一周の大冒険、キャンプファイヤー、仲間…
とっておきの夏が待っています!
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