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私は私でいいんだと思わせてくれる仲間に出会えた無人島(basic)

2017年、4月。
【無人島の説明会】があるとFacebookで見て、即座に飛び付いた!
知らないことは、すべて好奇心になりうるタイプの私には
【無人島】
という言葉が心に響いた。

本当に安全・・・?
ちょっと不安で、ひとまず説明会に。
全員知らない人なのに、終わる頃には、「え?友達でしたよね?」位に仲良くなってた。
その日のうちに申し込んで、さあ、どうやって行く?となってはじめて気づいた。

姫路までどうやっていけばいいの?

関東を出たのは、修学旅行くらい…

今思えば、説明会の話はあまり聞いてなかったのかも。
へえ、そっちの方なんだ、くらい。
Facebookの【無人島参加者グループ】にいたふなちゃんのお陰で、無事に夜行バスのチケットがとれた。
出発して初めて会ったふなちゃんと楽しくおしゃべりして、姫路に到着。
降りてしばらくしてから

「財布がない…」

とパニックに。
島に着く前から波乱万丈。

さて、無人島1日目。
無人島に行く途中に、有人島に寄って、水着に着替えて早々の海へのダイブ。
皆がやってるからと私も挑戦。
「なんか怖いかも…」と思うことには挑戦しない私も、皆が楽しそうにしている雰囲気には負けました。
着いてすぐの荷物運び、島で食べたおにぎり。
初めての共同作業はテント立てから。
ここから始まるんだと胸がドキドキ!

「せっかくなので、年齢とか気にせず、敬語なしでいこう」

上下関係なしの世界、皆、タメ語、なんとも素敵なルール!

無人島の周りは、海、大自然のなか、コンビニも電気もガスもない生活。
魚をとったり、蟹をとったり、なんと牡蠣が転がっていたり。
皆でとったものをわいわいしながら、料理して。
電気がないので、お米も火を使って炊いて、
「ご飯できたよ」で、食べ終わったら、
「味噌汁できたよ」なんて具合。
まるでフルコース。
久しぶりにゆっくり食べたご飯、たっぷり泳いだあとのご飯は最高だった。
さあ、ご飯も食べたし、夜はこれから!
色々な人とたくさん話して、歌って、騒いで、誰にも文句を言われず騒げるのも無人島の特権!
もう1つ、無人島には、縛りがない。
泳ぎたい人は泳ぎに行くし、寝てたい人はゴロゴロしてる。
全員が同じ行動をしなくていい解放感、最高。

無人島2日目。
朝、皆が起きる前に何人かで行った島巡り。道なき道を進む旅。
ボルダリング経験のあるみっちーの案内で上へ上へと、奥へ奥へ。
残念ながら、その時は半周しかできなかったけど、高いところからの眺めは素敵だった。
何より、仲間と手を取り合って冒険してる感がたまらなかった。

午後みんなで改めて島巡りへ。
ちゃんとした道と呼べるものではなかった。
でこぼこ道、なんてものでもない。それでも海を泳いで、岩を上って。
まるで学生に戻ったみたいにはしゃいだ。
途中にあった、ニセモノのワニを見て騒いだり、
「タコがいたぞ!」なんて皆で探して、本当に子供の頃のような無邪気さがそこにはあった。
あっという間だった2日間。
その夜に、ほんの一瞬見えた星空が最高だった。

無人島3日目。
島を離れるのが本当に寂しくなった
また来年も来るからと(勝手に)約束して島とさよならした
2泊3日の間にたくさんの話をした。

「お母さんシェアのこと」
「学生団体のこと」
会社を経営している人の話。

自分が知らないことを知ることができた2泊3日。

そして、そこから広がった世界。

躊躇わずに行動することの楽しさ。
何より、私は私でいいんだと思わせてくれる仲間に出会えたこと。

無人島に行くまでは関東すら出れなかった私。
この1年間で、兵庫県には3、4回行き、和歌山にも行った。
気づいたら、平日は仕事、土日は他府県で、色々なことを学びに行くのを楽しみにしている自分がいた。
そして今は、教員をやめ、学校を立てるべく、奮闘している私がいる。
無人島に行く前には、想像もつかなかったことばかり!
素敵な思い出と無人島から繋がる仲間とこれからもたくさん楽しいときを過ごせたら、いいなと思っています。

writing by とこちゃん

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