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無人島で学んだ幸せのレシピ

無人島キャンプ:なにもない、だからこそ得られた仲間と経験

私は修士2年の夏、無人島キャンプに参加しました。無人島での時間は最高に楽しくて濃いものでした。

参加の動機:
生活圏から飛び出して、普段交わらない人々に出会いたい!

無人島キャンプへの参加を決めた理由は、多様な生き方や幸せに触れるためです。
社会人として働く友人との交流や、就職活動を通じて、様々な生き方や価値観を知り、自分の進路について考えるきっかけを得ました。自己分析を通して、「夢に向かって情熱を燃やす人を応援したい。その先で、自分を含め、ひとりでも多くの人を幸せにしたい」という漠然とした想いが浮かび上がり、新しい価値観を知って、この想いを具体化させたいと考えました。

学び①:すべてのヒト・モノに「感謝」。生きる上で1番に大切なこと

無人島では、日常生活で当たり前に享受しているものが存在せず、食事や居住空間のありがたみを痛感しました。例えばお風呂です。海水で砂を洗い流すことしかできないので、髪の毛がバサバサになりました。
同時に、支え合って生きていることを実感しました。私は魚を1匹しか捕れませんでしたが、みんなが大量の魚を捕ってくれたおかげで、お腹いっぱい食べられました。一方で、「料理してくれてありがとう」と言ってもらえて、私も支える側でいられたことに安心しました。お互いに感謝し合いながら、自分にできることを一生懸命やる大切さを学びました。

学び②:何回でも方向転換していい。今の自分を肯定できることが「幸せ」

自分らしい生き方を大切にする人々に触れ、彼らが夢に向かって努力する姿勢に感銘を受けました。同時に、彼らも様々な違和感から進路を切り替えつつ生きてきたことを知りました。失敗を許容し、今の自分自身を愛することが、幸せの一環であると知りました。火を囲んで、それぞれのターニングポイントを共有した時間は非常に有意義でした。

学び③:「夢」が人生を楽しくしてくれる。仲間と語ることでヒントが見つかる

自分の夢をもつことが生きる方向性を明確にし、今に意味を見出す一助になることを再認識しました。他の参加者の夢や目標を聞き、小さくても構わないから、自分が納得できるゴールを常に持ち続けることが、生きる意欲を維持する秘訣だと感じました。また、友人のキャリアビジョンを一緒に考えたときは、彼女が夢に向かって一歩を踏み出す手助けができたことがすごく嬉しかったです。夢は共有することで磨かれることを実感しました。

学び④:まずは「自分」をおもしろくしよう

無人島では、うまく他の参加者の話を引き出すことができず、悔しさが残りました。原因は、1)質問する勇気がなかった、2)自分の話を展開できなかったことです。自分の人生や考えをつまらないと思い、他の人に共感・理解されることを期待しづらくなっていました。しかし振り返ると、苦しいことも、夢中になって取り組んだこともたくさん経験し、いろいろ考えたことを思い出しました。これらの経験や考えを他者に伝えることで、自分自身の人生に魅力を発見できると気づきました。今後は積極的に自分を発信し、目標や手段を明確にして、もっと自分を面白がれるようになっていきます。

展望:ここからがスタートだ。もっと成長した姿で、また無人島に臨みたい

無人島で交わった人々から多くの新しい世界や価値観を学び、貴重なつながりを築きました。これらのご縁を大切にし、今後も様々な経験を共有し、お互いに刺激を受けながら成長していけたらと考えています。また、この経験を成長の機会と受け止め、再び無人島キャンプに挑戦します。次回はより多くのことを吸収したいし、与えられるだけでなく、与えることにも意識を向けたいです。
私は今年度で大学院修士課程を卒業し、来年度から民間企業でのキャリアをスタートします。異なる専攻分野への挑戦で不安も感じますが、自分のやりたいことに向き合って決意した選択に自信を持とうと思います。自分の想いを大切にし、生きる意味と楽しみを見つけながら、なによりも感謝の気持ちを大切に生きてきます。

最後に:やっぱり1番は「ありがとう」

無人島で感じたことを言葉にすると、かっこつけている感じがして少し恥ずかしいですが、無人島はシンプルに楽しかったです。自然を感じ、魅力的な仲間と共に過ごし、幸せに生きるヒントと勇気をもらいました。ありがとうございました。

Written by リナ

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