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すずのムジプロ体験記(basic)

2017年5月25日 木曜日

保育園から仲がいいさっちゃんから急にラインがきた。

これ一緒に行かない?って言葉と、URL。

「無人島プロジェクト」

HP見て、

無人島!面白そうだなぁぁあああ。けど2泊3日で4万弱かぁぁああああ。

無人島の相場がわからん。

保育園のときからアウトドアが好きで、無人島には人生1度は行けたらなぁとはぼんやり思ってた。

でも、それを大学2回の夏にする。とは特に設定してなくて。

他に設定してたわけじゃないけど。

まさか大学生で体験できるツアーがあるとは思ってなかった。

ここで無人島体験しとくのありだぞ。

転がり込んできたタイミング完璧だぞ。

でも今じゃなくてもいいんじゃないの?

でもでもでも次行く機会はあるかどうかもわからんぞ。

無人島行って魚取って食べて寝て遊んで食べて寝て遊んで。

好きなだけ泳いで疲れたらちょっと寝て。

いやーこれは行くの一択でしょーーーーう。

楽しみ尽くす自信しかないでしょーーーーーーう!

4万。

いやこれは出せるわ(気持ち的に)。

れっつごー無人島!

の前に準備。

ラッシュガードにマリンブーツ。

ネットで頼んでたものが順繰りに届いた。

Facebookで、参加者グループが動き出した。

夏になるにつれて期待の高まり度合いが大きくなる。

2017年8月11日 金曜日

朝さっちゃんと姫路に向かう電車で実感がむくむく湧いた。

そっか、私、これから無人島行くんだ。

そっか、私、ついに無人島行くんだ。

私、無人島行けちゃうんだ!!

はじめましての会話は緊張して全然話せない。

色んな年代の人がいるし。なんとなく馴染めない。

でもわくわくしてるのはみんな同じで。目がほんっとにキラキラしてた。今から始まる3日間が楽しみでしょうがないって。すでにもう楽しいって空気。

その中で敬語禁止令の発令。

一気に距離縮まる。

急に話しかけやすくなる。

話が弾む。

もっともっと知りたくなる。

忘れられない。船でのみんなの期待度、わくわく度、ドキドキ度。

そして、無人島上陸。

ここから先は書きたいことありすぎるからもう書くのやーーーめた!

だって、知ったってしょうがない。

読んでも聞いても結局は経験しないとわからない。

だから、飛び込んでみるしかない。

2017年8月14日月曜日

楽しかった。

ただもうほんとにそれだけ。これ以上的確な言い方は、ない。

楽しかった。

そこにあるのは海と空と島だけで。

島にいるのは8月11日に出会った26人と元から住んでる生き物だけ。

普段どれだけ多くのモノに囲まれてるのか。

どれだけ話してる相手と真剣になれてるか。

どれだけ自然と向き合って生きられてるのか。

たくさんたくさん考えることはある。

難しいことを考えようと思って考え出すんじゃなくて、無人島ではそういう疑問が不意に浮かぶ。

そういう、ハッとなる気づきがある。

自分を、周りを、思い返してる。

日常でしない思考をしてる自分に気づく。それが、面白い。

3日間が終わったら戻ってくる日常に、3日前とは少しだけ違う感覚が混ざってる。

2018年1月17日 水曜日

行かないも行くも両方大きな決断。

しないもするも決断するのは頭の中の話。

でも、「しない」自分が行けない場所に「する」自分は必ずいる。頭の中の話なのにそれは現実となって自分の環境になる。

まだまだ無人島でやってみたいことあるな。

したい遊びがあるな。

夏まで待てないな。

ライトも行ってみよう。

そんで夏はスタッフとしてより深く関わろう。

2018年4月4日 水曜日

ムジプロで私どう変わったかな。

何でこんなにムジプロが好きなのかな。

無人島でどう遊ぶかは自分で考えて作り出すしかない。

早朝1人テントを抜け出して海で思いっきり歌ったり。

あっつい昼間に素潜りで深さ競ったり。

太陽が沈む色に染まってみんなではしゃいだり。

最後の夜に火を囲んでゆったりしたり踊ってみたり。

何してもいいんだよ。何やってもいい。

ぜーーーんぶ自分で決めていい。

もっと自由でいい。もっと自分に素直でいい。

ムジプロで私は、日常も自由でいいって気付いた。

だれがどうしてるとかじゃない。自分が何したいか。

自分自身の感覚に従って自分自身のやりたい遊びをしよう。

敬語なしだからこそ出会えたたくさんの価値観。思い。

十人十色。三者三様。その中で自分は1人。

自分は自分のやりたいことをしていいんだって。

ムジプロに参加して、私は私に当事者意識を持てた。

たった2泊3日の無人島プロジェクト。

ただ自由に楽しもう。ただ自由に遊ぼう。

ここまで読んでくれたあなたと、無人島でお会いできることを楽しみにしています。

すず

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