僕がムジプロ(無人島プロジェクト)に参加したきっかけはインスタの広告だった。たまたま流れてきて、その広告の動画があまりに面白そうやったから、広告に流れてきたその日のうちにzoomの説明会を受けて、その日に申し込みをした。それぐらい魅力的に感じた。
後日、友達に「インスタの広告で見たムジプロ行ってくる」って言ったら「怪しくない?」って言われた。気持ちは分からんでもないけど、zoomで行われたムジプロのスタッフさんの説明会がしっかりしており、安心できた。
「始まり」
まず最初に船で無人島までの経由地点の有人島に向かう。船で街から離れどこか遠くへ行く感じが、「無人島始まった感じする〜」って感じでめっちゃワクワクした。
このムジプロにはいくつかのルールがあって、それの1つ「敬語を使わない」がとてもいいルールだなと経験して思った。参加者は色んな世代の人たちがいて下は19歳上は40歳までおり、全員がタメ口で会話する。フラットに話すことで、親近感が湧き、勝手に心の距離の縮まっていくのが身に染みてわかった。みんなが社交的なのもあるが、そのおかげで出会って1時間もしてないのに、その時点でもうみんな和気藹々としていた。
「ありがたみ」
無人島に着いてからグループ分けをした。釣り組と素潜り組の2グループに別れて、その日の夜食を調達しにいく。残念ながらうちのグループは魚1匹しか取れず小魚1匹を班の人数分の6人で分けて食べた。(他の班の方の食べ物も分けてもらった)
その時食べた小魚の味がほんまにうまくて、3日ある無人島で食べた物で一番白美味しかった記憶がある。よくドラマやアニメで、ご飯はみんなで食べた方が美味しいって聞くけど、ほんまにそうやと思う。みんなで食料の調達、調理、実食を共有しあったからこそ、ほんまに美味しいと感じれたんやと思う。また日頃当たり前に用意されている、食べ物の有り難さをしみじみと感じる事ができた。
初日やのにめちゃくちゃ濃い1日やったから、残りのあと2日どうなんねやろーってワクワクしながら寝た記憶がある。
「全部思い出」
島の散策、飛び込み、サッカー、ドラム缶風呂、夕焼けスポットで写真、キャンプファイヤー、海岸での演奏?朝のうどんの仕込み、みんなの人生観、人生経験、色々な価値観、
素敵な思い出がいっぱいできた2泊3日やった。
「感謝」
僕はこのムジプロで得られた事は多くあると感じていて当たり前のように衣食住が整っている環境、日常では味わえない非日常的な刺激、全国各地の新しい人たちとの出会い。
ムジプロに来る人はいい意味で変わった人達が多い。自分とどこか似ている部分もありながら、全く違う価値観を持っており、多種多様な人生をみんな歩んでて、めちゃくちゃ面白かった。
そして何よりも、スタッフの方達が盛り上げてくれたり、みんなの安全を第一優先に考えてくれていたからこそ、誰も怪我せず楽しく無人島生活ができたと思う。色んなことに感謝すべきだの改めて思った。
こんな経験させてくれてありがとうございました。自分が親になって子供できたら行かせます。
綱嶋寛太