無人島プロジェクト

お問合せ

無人島プロジェクト 無人島プロジェクト » 全国の無人島紹介 » 広島の無人島・離島10選!歴史的な島や気軽にキャンプができる島までよりどりみどり

広島の無人島・離島10選!歴史的な島や気軽にキャンプができる島までよりどりみどり

瀬戸内海に面する広島県には、個性の異なる無人島・離島が点在しています。戦争遺構が残る島、日帰りで遊べる島、自然と静けさを満喫できる島など、その表情は実に多彩です。

本記事では、無人島に行ってみたいと考えている人に向けて、アクセス・楽しみ方・島の特徴を軸に、広島県の離島を厳選して紹介します。

広島県の無人島・離島1:宇治島(うじしま)

島の概要

「宇治島(うじしま)」は広島県福山市鞆の浦(とものうら)の10kmほど沖合にある広島湾に浮かぶ無人島で、瀬戸内海国立公園内に含まれる豊かな自然が最大の特徴です。かつては有人島でしたが、1967年に無人島化しているため定住している人は現在では誰もいません。そのため人工物が極めて少なく、瀬戸内海本来の穏やかな自然環境が今も色濃く残されています。

周囲4kmほどの島内には野生の鹿が闊歩(かっぽ)していて、運が良ければボートで砂浜に近づくと出迎えてくれることも。また、島にはかつて飼育されていた孔雀が生息しているという報告もあります。

島の面積は小規模ですが、起伏のある地形と岩場の海岸線が特徴的で、干潮時には磯場が広がります。都市部から比較的近い場所にありながら、日常の気配がほとんど感じられない点が、無人島に惹かれる人の好奇心を刺激します。静寂の中で自然と向き合いたい人に適した島と言えるでしょう。

楽しめるアクティビティ

宇治島には透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がっているので、海水浴やシュノーケリングを楽しめます。海岸では磯遊びができ、潮だまりに生息する小魚や甲殻類を観察する自然学習にも向いています。釣りを楽しむ人もいますが、足場の確認や天候判断が欠かせません。

決められた観光プログラムや体験施設が存在しないため、自由度の高い過ごし方が可能です。島内を歩きながら地形や植生を観察するだけでも、普段とは異なる感覚を味わえます。

また、キャンプやバーベキューを行う場合は完全な自己責任となるため、装備の準備や安全管理、ゴミの持ち帰りを徹底する必要があります。自然との距離が近い分、無人島体験の本質を実感できる場所です。

島までのアクセス

宇治島へ向かう定期船は運航されておらず、アクセス方法は限られています。一般的には福山市鞆の浦周辺の観光会社などで小型船や漁船をチャーターして渡る形となります。

所要時間は出航地点によって異なりますが、天候や潮流の影響を受けやすいため、事前の海況確認が欠かせません。特に帰路の時間を含めた計画を立てておかないと足止めされる可能性があるので気をつけましょう。

広島県の無人島・離島2:仙酔島(せんすいじま)

出典:photoAC

島の概要

「仙酔島(せんすいじま)」は広島県福山市の鞆の浦沖に浮かぶ離島で、「仙人も酔うほど美しい島」という名の由来を持つ景勝地です。完全な無人島ではないものの島全体が自然体験を重視したエリアとして保たれており、過度な都市開発は行われていません。

外周は約5kmほどで、島の周囲には大小さまざまな岩礁が連なり瀬戸内海らしい穏やかな海と多島美を間近に感じられます。古くから多くの文化人に愛されてきた歴史もあり、自然と文化の両面で価値の高い島です。観光地でありながらも、島全体にはどこか素朴で静かな雰囲気が漂っています。

島内には2つのホテルと1つの国民宿舎があります。2つのホテルは名称がユニークで、「人生が変わる宿ここから」は瀬戸内海の新鮮な海の幸を心ゆくまで堪能できます。もうひとつの「絆が深まる宿 和(なごみ)」は海鮮料理のほか温泉もあります。

楽しめるアクティビティ

仙酔島では、初心者でも参加しやすい自然体験が数多く用意されています。海水浴や磯遊びはもちろん、島内には整備された遊歩道があり、無理のないペースでハイキングを楽しめます。

ハイキングには以下2つのコースがあるので自分に合ったコースを探してみましょう。「仙人が酔うほど美しい」と言われる豊かな仙酔島の自然は先人たちに大切に守られていて、大ぶりのシダ類が生える森は太古の風景です。歩きながら風景を眺めると、自然の美しさに心を洗われる時間になるはずです。

コース名一周する距離所要時間ポイント
仙人ヶ丘コース0.7km約30分初心者向けの短いコース
夕方の時間帯がおすすめ
弥山稜線コース3.5km約1時間半トレッキングコース
森林浴感覚で歩ける

また、世界に55カ所しかなく、日本にはここ仙酔島にしかないものがあります。それは海岸線に続く、青、赤、黄、白、黒の「5色の岩」です。地元では「天地の気」が詰まっていると考えられていて、パワースポット的な存在です。

歩きながら瀬戸内海を一望できる展望スポットも点在し、写真撮影にも適しています。夕暮れ時には海に沈む夕日が美しく、静かな時間を過ごしたい人にとって印象的な体験となるでしょう。

島までのアクセス

仙酔島は、山陽新幹線JR福山駅からバスに30分ほど揺られて鞆の浦まで行き、そこから連絡船で向かえます。航行時間は約5分と非常に短く、気軽に渡れる点が大きな魅力です。

便数も比較的多く、日帰りでの訪問にも向いています。天候の影響を受けにくい航路のため、離島初心者でも計画を立てやすいでしょう。

港周辺には飲食店や観光案内所もあり、出発前後の準備もしやすい環境が整っています。無人島や離島への第一歩として選びやすい島です。

広島県の無人島・離島3:大黒神島(おおくろかみしま)

 

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

 

キハラエミさん(@tivegirlz)がシェアした投稿

島の概要

大黒神島(おおくろかみしま)は、広島県江田島市沖美町に位置する瀬戸内海最大の無人島。全国でも4番目の大きさを誇る無人島でのサバイバル体験を楽しむため、チャーター船で上陸する人も多いようです。

島内にはかつて人が暮らしていた集落跡や、信仰の対象となってきた神社が点在し、無人島でありながら人の営みの痕跡を感じられる点が特徴です。観光地として大規模に整備されていないため、瀬戸内海の自然がそのまま残されており、人工物は最低限にとどまっています。

島の周囲は穏やかな海に囲まれ、天候が良い日には周辺の島々を一望できます。喧騒から離れ、落ち着いた時間を過ごしたい人に適した島です。

楽しめるアクティビティ

大黒神島には派手なレジャー施設はありませんが、その分、自然と向き合う体験をじっくり楽しめます。特に海が綺麗なので、オーシャンビューの絶景を堪能できるでしょう。

その綺麗さは「生食用の牡蠣に最適な環境」とも言われており、塩分濃度・雑菌・大腸菌など、生食用の牡蠣のために設定された厳しい基準をクリアした「清浄海域」に認定されるほど。機会があればぜひ大黒神島で採れた牡蠣を購入して食べてみてください。

アクティビティとしては、釣りやカヤックなどのマリン・アクティビティはもちろん、櫛ノ宇根山ハイキングなども楽しめます。また、島の歴史に触れながら神社や集落跡を巡ることで、かつての暮らしに思いを巡らせることもできるでしょう。

島までのアクセス

大黒神島へはチャーター船での移動が一般的です。鹿川港で漁船をチャーターして上陸できます。

港周辺には待合施設や案内所がありますが、島内には売店や自動販売機がありません。渡航前に必要な物資をすべて準備し、帰りの便まで含めた行程を明確にしておくことが、安全で快適な訪問につながります。

広島県の無人島・離島4:江田島(えたじま)

島の概要

広島県江田島市は全体が島になっていて、中央のくびれ部分より上がここで紹介する「江田島(えたじま)」で、くびれ部分より下が次に紹介する「能美島(のうみしま)」です。つまり江田島市は島の市なのです。江田島市と隣接する呉市とは300mほどしか離れてなく、2市は早瀬大橋でつながっています。

島内には集落が点在し、生活の営みが続く一方、海岸線や山間部には手つかずの自然が多く残されています。特に旧海軍ゆかりの施設が数多く残り、日本の近代史を語る上で重要な場所でもあります。

また、江田島は漁業の島です。江田島のグルメで注目したいのは、天然水で育てた地鶏。炭火で食べてよし、鶏がらスープのラーメンを味わってよし、の逸品です。江田島ポークもブランド豚の仲間入りをしているので、ぜひ江田島を訪れた際は試してみてください。瀬戸内海の街なのでもちろん海鮮と魚介類は最高です。

楽しめるアクティビティ

江田島では多彩なアクティビティを楽しめます。特におすすめなのはサイクリングで、江田島市自体が「サイクリングの街」をPRしています。瀬戸内海にぽっかり浮かんだ島々が代わる代わる現れる海岸沿いの道路は景色も良く、気持ち良い風を浴びながら走ると心もスッキリするでしょう。

島内にはハイキングコースもあり、展望スポットからは広島湾の景色を一望できます。また、旧海軍兵学校跡など歴史的施設の見学もでき、観光と学びを同時に楽しめる点が特徴です。キャンプ場や宿泊施設も整っているため、初心者でも島時間を満喫しやすい環境が整っています。自然派にも歴史好きにも応えてくれる島はなかなかないのでおすすめです。

そして江田島のアクティビティのハイライトは、もちろん海です。シーカヤック、ジェット・ウェイクボード、スタンドアップパドルボートから海水浴まで海を隅々まで満喫できるでしょう。海水浴場「ヒューマンビーチ長瀬」近くに日帰り温泉施設があるので、海で遊んだ後、すぐにさっぱりすることができます。

島までのアクセス

江田島へは、広島市内の港からフェリーまたは高速船を利用してアクセス可能。「広島港・宇品」「呉中央桟橋」「天応桟橋(呉)」の3カ所から、江田島行きフェリーが出ています。

便数が比較的多く、所要時間も短いため、日帰り旅行から宿泊まで幅広いプランが組めるでしょう。島内にはバス路線もあり、主要な観光地への移動もしやすい点が魅力です。

車をフェリーに載せて渡ることも可能なため、行動範囲を広げたい人にも向いています。アクセス性の高さから、離島初心者にも選びやすい島と言えるでしょう。

広島県の無人島・離島5:能美島(のうみしま)

出典:Adobe Stock

島の概要

「能美島(のうみしま)」は広島県江田島市に属する離島。江田島本島と橋で結ばれているため、実質的には陸続きの島としてアクセス可能です。能美島と前述した江田島は数百年前は離れていましたが、2つの島の間に砂がたまって陸続きになったと言われています。

位置関係としては、江田島市の中央のくびれ部分より下(南側)が「能美島」です。島内には集落が点在していて完全な無人島ではありませんが、観光地化が控えめで、瀬戸内海らしい素朴な景観が保たれています。

能美島は静かな湾や入り組んだ海岸線が多く、穏やかな島時間を感じられます。都市部の喧騒から離れ、自然の中でゆったり過ごしたい人にはぴったりの島と言えるでしょう。

楽しめるアクティビティ

能美島では、派手なレジャーよりも自然と触れ合う過ごし方が中心となります。海岸では釣りや磯遊びを楽しむことができ、潮の満ち引きによって表情を変える海を間近で観察することもできます。

島内を散策すれば、昔ながらの集落風景や穏やかな農村風景に出会える点も魅力です。サイクリングにも適した環境で、海沿いを走りながら景色を楽しむ人も。

観光客が少ないため、静かな時間を大切にしたい人に適しています。

島までのアクセス

能美島へは、広島市内から車または公共交通機関を利用してアクセスできます。江田島本島を経由し、呉市とつながっている早瀬大橋を渡ることで島内へ入れるため、フェリーを利用する必要がありません。

離島でありながらアクセス難易度が低いという点は、能美島の大きな特徴です。

広島市中心部からはバス路線も利用可能で、日帰りでも無理のない行程が組めます。車での移動が可能なため、島内の移動や荷物の運搬もしやすいでしょう。

広島県の無人島・離島6:大久野島(おおくのしま)

出典:Adobe Stock

島の概要

大久野島は広島県竹原市沖に位置する離島で、かつて旧日本軍の毒ガス製造拠点として使われていた歴史を持ちます。現在はその過去を伝える資料館や遺構が残され、平和学習の場としても知られています。

一方で島全体は自然に覆われ、野生のウサギが多数生息していることから「うさぎ島」として広く知られるようになりました。完全な無人島ではありませんが、島の規模に対して人の営みは限定的で、独特の静けさと歴史的重みが同居しています。

瀬戸内海に囲まれた穏やかな環境の中で、過去と自然の両方に向き合える島です。

楽しめるアクティビティ

大久野島では、島内を自由に歩き回るウサギとの触れ合いが最大の魅力です。島内の遊歩道を散策しながら、自然の中で暮らす姿を間近で観察できます。

島には旧毒ガス工場跡や発電所跡などの遺構が点在しており、歴史散策としても見応えがあります。資料館を訪れれば、島の過去について学ぶことができ、単なる観光にとどまらない体験が可能です。

また、休暇村大久野島の施設内にはキャンプ場もあります。テントやバーベキューセットはレンタルできるので、手ぶらキャンプが可能なのが嬉しいポイント。海岸沿いでは景色を眺めながら静かに過ごすこともでき、心を落ち着かせたい人にも適しています。

島までのアクセス

大久野島へは、まず広島県竹原市の「忠海駅」から約1kmほど離れた「忠海港」に向かいます。忠海港からは定期船を利用してアクセスしましょう。公共交通機関のみでもアクセスしやすい点が特徴です。航行時間は約15分と短く、便数も比較的多いため、日帰りでの訪問も可能です。

島内には宿泊施設もありますが、売店や自動販売機は限られているため、必要な物資は事前に準備しておくことが望まれます。アクセス性と非日常感を両立した離島と言えるでしょう。

広島県の無人島・離島7:似島(にのしま)

島の概要

似島は広島市南区の沖合、広島湾に浮かぶ離島で、都市部から近い立地ながら独特の静けさを保つ島です。完全な無人島ではなく、現在も集落があり人の暮らしが続いていますが、島全体の人口は多くなく、観光地としての派手さも控えめです。

過去には軍事施設や検疫施設が置かれた歴史があり、島内には当時の面影を残す場所も点在しています。原爆投下後には約1万人もの犠牲者が似島に運ばれた過去があり、慰霊碑も建てられました。瀬戸内海に囲まれた穏やかな環境と、歴史の重なりが同居する点が似島の大きな特徴。

また、似島は「生活者がいる島」で、小学校も中学校も老人ホームもあります。日常圏にありながら、時間の流れが緩やかに感じられる島と言えるでしょう。

楽しめるアクティビティ

似島でできる主なアクティビティは、水泳やシュノーケリング、バーベキューなど。似島の南西部には長浜海水浴場があるので、海のアクティビティはここで存分に楽しめるでしょう。

登山道が整備されている「安芸小富士」は1時間足らずで登ることができ、貸自転車での島内巡りもおすすめ。グルメも魅力のひとつで、似島で養殖されている絶品の牡蠣は知る人ぞ知るブランド牡蠣です。

また、島の歴史に触れる散策も魅力のひとつで、過去の施設跡を巡ることで、島が歩んできた時間に思いを巡らせられます。静かに過ごしたい方にとって、心を整えられる島となるでしょう。似島には野生化した猫が多く生息しているので、猫好きの方にもおすすめな島です。

島までのアクセス

似島へは、広島市内の宇品港(広島港第5桟橋)から定期船を利用してアクセスできます。航行時間はおよそ20分程度で便数も比較的安定しているため、日帰りでの訪問もしやすい環境です。

港周辺は交通の便が良く、市内中心部からの移動もスムーズに行えます。島内には公共交通機関が限られているため移動は徒歩が基本となりますが、その分、島の空気をじっくり味わえます。

アクセスの手軽さと島らしさを両立した離島として、初心者にも選びやすい存在です。

広島県の無人島・離島8:龍王島

島の概要

龍王島は安芸津町灘地区の東約1kmの距離にある三津湾に浮かぶ無人島で、周辺には牡蠣の養殖筏が浮かんでいます。島には竜にまつわる以下の伝説が伝わっており、島の成り立ちも竜に関係しているとのこと。

対岸の風早で娘に化けて若者と幸せに暮らしていた一匹の竜がいた。ある夜、竜の姿に戻って水浴をする姿を若者に見られてしまい、竜は清水が湧く山の岩穴をふさぐように隠れてしまった。風早の人が水不足で困っていると、通りかかった老僧が祈祷をし、竜は雷鳴とともに舞い上がり海へと沈み、そこにできたのがこの島だと言われています。

出典:SHIMADAS

過去には桃が栽培されており、「桃島」と呼ばれていた歴史もあります。昭和10年8月には、荒谷家を訪れた俳人の河東碧梧桐が島に渡った記録も残っているとのこと。

楽しめるアクティビティ

龍王島には「龍王島自然体験村」があり、島でのサバイバルを体験できます。村内の主な施設と利用人数・特徴は以下の通りです。料金や時期などについては公式HPを参照ください。

主な施設利用人数特徴
キャンプ場16サイト(約60人)炊事棟には、かまど・水道・流し等の設備設置あり
ファイヤーサークルキャンプファイヤーができ、イベント広場としても利用可能
バーベキュー広場最大60人利用可能海の幸などのバーベキューで満喫
自然体験ゾーン散歩道で島の散策ができ、島内の自然野草・樹木の学習もあり
プレイルーム最大60人利用可能レクレーション、研修会等が実施可能

上記のように施設があり、トイレも備え付けられています。無人島には通常トイレがないことが多いので、トイレのある龍王島では快適に過ごせるでしょう。初心者向けの島と言えるかもしれません。

他にもナイトキャンプや散策などを通して心を落ち着かせ、何もない時間をゆったりと満喫しましょう。

島までのアクセス

龍王島へ向かうには、事前準備が欠かせません。定期船は運航していないため、近隣の港からチャーター船を利用するのが一般的です。

天候や波の状況によっては出航できない場合も多く、余裕を持った日程を組む必要があります。島には桟橋や港湾設備がないため、上陸時は浅瀬や岩場からの移動となります。

滑りにくい靴や防水装備は必須で、帰りの船の時間も事前にしっかり確認しておくことが重要です。アクセスの難しさはありますが、その分、本格的な無人島体験ができる点が龍王島の魅力です。

広島県の無人島・離島9:豊島(とよしま)

出典:Adobe Stock

島の概要

広島県呉市に属する「豊島」は、大崎下島と上蒲刈島の間にある有人離島です。本土呉市から岡村島にかけて瀬戸内海の大小7つの島を7本の橋で結ぶ陸続きの「とびしま海道」がかけられたことで、アクセス性が高まりました。

島の東側に集落が集まり、西側の比較的なだらかな斜面が多いエリアにはみかん畑が広がっています。なだらかな斜面という地形は美味しいみかんを作るうえで非常に重要。というのも、太陽の光を効率よく浴びたり、水はけを良くできたりといった点がみかん栽培にかなりのメリットになるのです。

また、漁業においても県下屈指と有名で、アビ鳥を利用した独特の「アビ漁」という漁法が行われていました。アビ漁は江戸時代から続いてきた伝統的な一本釣り漁法で、アビ(鳥)がイカナゴ(魚)を捕食するために追う習性を利用したものです。なお、環境変化などの理由で、現在は行われていません。

楽しめるアクティビティ

豊島のアクティビティとしておすすめしたいのは、なんといってもサイクリングです。「とびしま海道」を通れば、豊島以外も含め瀬戸内海の大小7つの島を颯爽と駆け抜けられます。走っても走っても新しい島が現れ、瀬戸内の魅力を存分に満喫できるでしょう。

しま山100選に選ばれている標高309mの十文字山に登るのもおすすめ。山頂にある「十文字山展望台」からは周囲の島々が一望でき、雄大な自然と爽快感を全身で感じられます。

珍しい植物に興味がある方は、室原神社にも足を運んでみてはいかがでしょうか。境内には、県天然記念物の亜熱帯常緑樹ホルトノキが群生しています。

島までのアクセス

豊島へのアクセスは比較的良好です。本土と大小7つの島が橋でつながっているので、車やバスでも問題なくアクセス可能。

バスを利用する場合、高速バス「とびしまライナー」で豊浜市民センターまで約2時間で向かえます。離島初心者でも訪れやすい点が、豊島の強みと言えるでしょう。

広島県の無人島・離島10:宮島(みやじま)

出典:Adobe Stock

島の概要

宮島は、正式には厳島と呼ばれ、広島県を代表する離島として国内外から高い評価を受けています。広島県西部の廿日市宮島口の沖合2kmに位置しており、全島が国の特別史跡・特別名勝に指定されている由緒正しい貴重な島です。

島全体が信仰の対象とされてきた歴史を持ち、自然と文化が密接に結びついた景観が特徴。島の中心には世界文化遺産に登録されている「厳島神社」があり、海に浮かぶ大鳥居は象徴的な存在となっています。

一方で、島の大部分は原生林に覆われており、野生の鹿が生息するなど自然環境も豊かです。瀬戸内海で有数のシダの宝庫であり、国内唯一の「ミヤジマトンボの生息地」としても評価されています。観光地としての側面と手つかずの自然が共存する希少な島と言えるでしょう。

楽しめるアクティビティ

宮島では、歴史と自然の両方を満喫できるアクティビティが充実しています。厳島神社の参拝や社殿巡りは定番ですが、干潮時には大鳥居の近くまで歩いて行くことも可能です。

大回遊水槽など55の水槽群がある日本有数の水族館「宮島水族館みやじマリン」には、愛嬌たっぷりの小型イルカ「スナメリ」がいます。家族や恋人、友達同士など、誰と行っても楽しめるでしょう。どの時期に行っても楽しめますが、特に秋には「紅葉谷公園」の紅葉が見事です。

弘法大師ゆかりの「弥山(みせん)」の山頂からは、瀬戸内海を一望する景色が広がります。体力に自信がある場合は、登山道を歩いて山頂を目指す楽しみ方も可能。表参道商店街では、もみじ饅頭や穴子飯など、宮島ならではのグルメも味わえます。

島までのアクセス

宮島へのアクセスは非常に便利で、JR宮島口駅から連絡船に乗って約10分ほどで到着します。最寄り駅からフェリー乗り場までは徒歩圏内にあり、船の運航本数も多いため待ち時間はほとんどありません。

フェリーの所要時間も短く、初めて離島を訪れる人でも不安を感じにくい環境です。それ以外の方法としては、広島市の平和記念公園元安橋桟橋から出ている世界遺産航路(定期船)でも約40分で宮島に入れます。

島内の主要観光地は徒歩で回れる範囲に集中しており、体力に自信がない人でも無理なく観光できるでしょう。

広島には魅力的な島ばかりがそろっている!

広島県には、秘境感あふれる無人島から、暮らしと自然が調和した離島、さらには世界的に知られる観光島まで、多様な島が存在します。

牡蠣に代表されるように、食の面でも魅力的。世界文化遺産や戦時中の名残も見受けられるなど、歴史的価値も高い島々がたくさんあります。

自分の興味や体力、旅のスタイルに合わせて島を選ぶことで、広島の離島旅はより深く、印象的なものになるでしょう。魅力にあふれる広島の無人島・離島に向かう際は、ぜひ参考にしてみてください。

フォームでお問合せ

無人島プロジェクトでは、サバイバルキャンプを提供しています。興味のある方は右記より気軽にお問合せください。

気軽にお問合せ

LINE公式で気軽に質問

まずはお気軽に質問してみたい!という方は、無人島公式LINEアカウントもありますのでご連絡ください。

LINE公式で質問