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無人島でできた生涯を通じて関わるご縁

参加の動機

無人島スタッフの”ぴーな”から声をかけてもらったことが最初のきっかけです。

参加を決意したのは、2つの理由からです。

1つ目は、自然が好きなこと

2つ目は、社会人になって関われるコミュニティが無く、頭の片隅で繋がりを作りたいなと思っていたこと

正直、3日間お休みを消化することになるのですぐ申し込みはできなかったですが、深夜テンションでポチっとしました(笑)

初めましての緊張

私は、大人数が苦手でいつも端の方でお話ししているタイプです。

なので、日が近づくにつれてどんな人が来るのかな、、と終始緊張していました。

唯一知っているスタッフのぴーなは、スタッフとして活動するのでずっと付き切りになるわけにもいかず、一人になったらどうしよう…そう思っていました。

実際に集合場所に着いて少し待っていると、徐々に人が増えてきて「初めまして〜」と挨拶の声があちこちで聞こえてきました。

スタッフのみんなが書いてくれた名前やハッシュタグを服に貼っているおかげもあって「どういう意味なの?」という声掛けから話が弾んだことがとても印象的でした。

移動の時も、タクシーに一緒に乗るメンバーも意外とすんなり決まって初めましてでもお話しできたことが嬉しかったです。

船の移動でも、「どうして参加しようと思ったの?」などとみんなの価値観に触れるお話をしていました。そんなお話が最初からできたことで、人となりが知れて緊張が少しずつほくれていった気がしています。

限られた環境だからこそ親密な関係に

無人島に到着するまでの間でも、近場にいた人たちとは参加の経緯や、今の悩み、出身地についてなどかなり深い話までできており、もっとその人について知りたいなと思えるまでになっていました。

無人島に到着してからは、みんなでバケツリレーをしながら荷物を降ろし改めてルールの確認。

敬語禁止、一人での行動禁止、どうしたら良いか一旦自分達で考える、ネガティブ発言禁止の4つ。

そんなルールのもとで、協力して食料を調達したり、島を一周するときには前後の人に声をかけ合ったり、一人での行動ができないからどこに行くにもついてきてほしいと伝えたり、そんな環境の中で過ごした1日は、いつもの1日とは全く違いました。

食事も使えるものも制限された無人島という環境で過ごしたことで、より人となりが見え、少ない時間でも親密な関係になれたような気がしました。

かまどを作る際の石集め、雨が降らないうちに拾った燃えそうな流木集め、火おこし、炊飯、お魚捌き、お料理、使った調理器具のお掃除、などなど。

いろんな人が協力をしながら、お話をしながら、みんなのために行動している姿を見ると、ここにいる人たち全員本当に素敵な人たちだなと純粋に心の底から思いました。

意外とすぐだった2泊3日

お風呂が入れないことをわかって行ったものの、入れないことに意外と面食らう1日目で、もう無人島はいいかなと正直思っていました。
ですが、2日目と過ごしているとそんなこと意外とどうでもよくなり、ここにいる人たちと離れることの方が寂しくて、もっと無人島にいたいと思うようになっていました。

2日目の夜が、一番いろんな人とお話ししていたような気がします。
早めに夜ご飯を食べれたのもあってか、時間に余裕があり、天候も雨予報だったのが意外と無事でなんとかキャンプファイヤーもできました。
途中、暴風の影響で散々なことにもなりかけましたが、みんなの協力があってなんとか耐えることができたのも印象的でした。

船が無人島に迎えにきてくれて、そこから有人島に移り、最後の片付けや、お風呂、お昼ご飯を提供していただきました。
その際に、みんなに向けてメッセージを書くというのも素敵な時間だったなと改めて思います。

有人島を出発して、姫路に戻り夜ご飯をみんなで食べるわけですが、ここが終わるともう本当に終わりなんだと、最後の楽しみの中に寂しさが入り混じっているそんな感情でした。
2泊3日の短い期間だったけど、また会いたい、そう思える人たちでした。

ずっと延長戦

最後姫路に集合した際に、リーダーよりまたメンバーと会うことがあったらLINEグループのアルバムに”ずっと延長戦”を作ったので、追加してねというお話を聞いて、そっかここからだよなと心が温かくなりました。

私の今回の無人島の目標であった「生涯を通じて関われるご縁をつくる」は本当にできたなと感じましたし、無人島へ行って少し時間が経った今でも思います。

スタッフの方への感謝

こうして、行ってよかったなと思えるのもスタッフの方々が、事前の準備から当日の運営、最後の片付け、今後についてまで時間を割いてくれているお陰だと感じています。

心の底から感謝申し上げます。

一番素敵だなと思ったのは、スタッフの方々が”スタッフだから”一歩引いて見ているというより、一緒になって作り上げている感じがしたということです。

そう感じさせないようにしてくれていたのかも知れませんが、そこも含めて今回の無人島に参加できてよかったなと感じています。

心の底から参加してよかった無人島

最初はどうなることかと思っていましたが、本当に参加してよかったと感じています。

誰一人知り合いがいないという人もいたし、普段一人で参加するという経験のない人もいたし、単純に無人島に行ってみたくて参加したという人もいて、いろんな人の価値観に触れることができました。

とにかくみんな素敵な人で、一生に思い出に残る2泊3日でした。

この出会いから、始まるご縁に感謝してこれからも過ごして行きたいです。

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