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火起こしとドラム缶風呂。沖ノ島で味わう無人島の夜。

はじめに

和歌山県の港から船で約15分。人が住んだ歴史のない無人島「沖ノ島」で、無人島初心者の私たちが1泊2日のサバイバルに挑戦しました。

上陸の瞬間

一番ワクワクしたのは、無人島に上陸したときです。沖ノ島は上陸のために小さな船に乗り換える必要があるのですが、私たちは乗り換えをする時に大きな船から飛び降りて泳いで上陸することにしました。青くキラキラと光る海を前に、胸が高鳴りました。

勢いよく飛び込むと、ひんやりと冷たい海水が全身を包み込みました。しかし、その冷たさもすぐに忘れられるほど、目の前に広がる景色に心が昂ぶりました。

少し泳いで上陸した自分たちだけの島。遠くに見える本州が、私たちが本当に日常から離れた場所にいることを実感させてくれました。

食料確保の試練

無人島を感じたのは、食料の確保に苦戦したときです。釣り初心者の私たちにとって、釣竿を海に投げることさえ一苦労でした。エビの餌は魚に食べられてばかりで、なかなか釣ることができません。

それでも、拠点の東西にある釣りスポットで粘り、2時間かけてようやく一人一匹釣り上げた時は、全員で大喜びしました。無人島で助け合って生きる絆を感じた瞬間でした。この経験は、普段の生活がいかに多くの人に支えられているかを実感し、生きる素晴らしさを教えてくれました。

夕食準備と火起こし

水道やガスがない環境ではいつもより何倍も大変な夕食の準備でした。持ち込んだ白米やBBQの食材に加え、自分たちが釣った魚や貝を調理するため、まずは協力して火起こしに挑みました。

渡されたのはヒモと木の板と木の棒たち。これらの道具を使ってどうやって火を起こすのか試行錯誤しました。摩擦で熱が起こり、煙が出た瞬間に手を止めると、あっという間に冷めてしまう。何度もトライして、ようやく火を起こせた時の達成感は格別でした。

自分たちで起こした火で調理した焼き魚や貝のスープは、普段の何倍も美味しく感じられました。「命をいただいて生きている」ということを深く感じ、当たり前にご飯が食べられる日常に心から感謝しました。

星を見上げるドラム缶風呂

日が暮れてから入ったドラム缶風呂も特に印象深い出来事の一つです。一日中活動した後の温かいお湯は、格別に気持ちが良かったです。波が打ち寄せる音を聞き、満天の星空を見上げながらお風呂に浸かると、自然を独り占めしているような贅沢な気分になりました。

海水のお風呂ってどうなの?と思う人もいるかもしれませんが、全く気になりません。それよりも、幸せな気持ちでいっぱいになること間違いなしです!

漂流物で遊ぶ楽しさ

無人島に行く人にぜひ試してほしいのが、漂流物を使って遊ぶことです。「大の大人がそんな遊びをするなんて…」と思うかもしれませんが、人の目がない無人島では、想像力を働かせれば全てを面白くできます。私たちが楽しんだのは、漂流したプラスチックのバットとボールを使った海上野球や、長い竹の棒での綱引き。環境を破壊するゴミが、私たちを楽しませる存在になるなんて、、これは思いっきり遊ぶしかないですね!

おわりに

無人島での体験は、きっとあなたにとっても、人生の忘れられない特別な記憶になるはずです。

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無人島プロジェクトでは、サバイバルキャンプを提供しています。興味のある方は右記より気軽にお問合せください。

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