無人島プロジェクト

お問合せ

無人島プロジェクト 無人島プロジェクト » 参加者体験記(basic) » 無人島ぬ宝(博多basic)

無人島ぬ宝(博多basic)

私が無人島プロジェクトに参加した理由

この無人島プロジェクトに友達から誘われて、昔、テレビ番組の『黄金伝説』や『冒険少年』でサバイバルを見てときめいていたことを思い出した。それに、無人島プロジェクトとはどんなものだろうと想像を膨らませるほど、楽しそうに思えて参加を決意した。それで友達に「行きたい!」と連絡し、申し込み手続き後、参加費を握って私はコンビニに入金しに走った。

いざ無人島へ

 博多港の集合場所で集まっている人の面々を見ると学生から社会人まで幅広かった。「キャンプすらしたことないし虫も大の苦手な私が無人島に行って生きて帰れるのだろうか…みんなとも打ち解けられるのだろうか…」と考えつつ、それなりの覚悟とかなりの不安を胸に船へ。船の中や移動の車の中で仲間が気さくに話しかけてくれて、初対面とは思えないほど話が弾み、当初抱いていた不安はどこかへ飛んで行った。

壱岐島からボートに乗り、いよいよ無人島へ出発。すぐにみんなと仲良くなれるとわかったら楽しくなってきて、ドキドキとワクワクでいっぱいだった。

無人島にて

1日目ー体験しないとわからない「生きる」ということ

無人島に着いてすぐにテントを張り、その後は楽しみにしていた魚釣り。やる気とは裏腹に魚は一匹も釣れず、意気消沈しながらベースキャンプに戻った。「教科書に書いてあるだけじゃわからない」自然の厳しさを体感した(笑)でも、チームの仲間が魚を釣ってくれたおかげでおいしい魚を味わえ、切に仲間のありがたみを感じた。夕食の味付けはわりとシンプルなものだけなのに、めっちゃくちゃおいしかった!外で食べたからなのか、みんなと食べたからなのか、不思議なほどおいしかった。

夕食の後はキャンプファイヤーを囲み、音楽が得意な仲間のギターの音色に耳を傾け、みんなで歌ったり語り合ったり、最上級のエモさを味わった。ここにいるみんなは本当に今朝であったばかりなのか疑うくらい、いろんな話をして笑いあった。

寝る前にふと空を見上げてみると、お世辞抜きで人生で一番きれいな、息をのむほど美しい星空が広がっていた。「テレビでは映せない ラジオでも流せない 大切なもの」がここにあった。ちなみに、iPhoneのカメラにも映せなかった(笑)

2日目ー脱出するための準備

無人島上陸から早24時間が経とうとした2日目。2日目の朝は火起こしから始まった。

火起こしはめちゃくちゃ大変だった。腕は疲れるし時間はかかるし、正直ワンタッチで加熱ができる家のIHが恋しくてたまらなかった。失敗して、考えて、失敗して、やり直して、何回挑戦したかわからないくらいについに火が付いた。火がついた時の感動は文章では表せないほどのものだった。これは経験してみないと味わえない感動だった。ぜひまだ体験したことがない人は経験してほしい。この時、私は初めて火がかわいく思えた。

ご飯を食べてゆっくりした後はイカダ作りをした。時間が経つのも忘れて、日が暮れるまで夢中でイカダを作った。こんなに何かに熱中したのはいつぶりだろう。忘れかけていた童心を取り戻した。大人になってもいつでも子どもになれるのだと感じた。そして、イカダが出来上がった時の達成感。これぞ、私が無人島行く前に求めていたものだった。

 2日目の夜は作ったカレーを食べた。外で食べるカレーはcoco壱…ではなく過去1だった。2日目の夜もまだ話せていなかった人ともたくさん話した。ふと明日帰ること考えると、これまでが楽しすぎただけに寂しくてたまらなかった。そしてその夜も相変わらず星がきれいだった。

最終日

3日目ー無人島に行って変わった自分を実感

あっという間に最終日。最終日には前日にチームごとに作ったイカダで島を脱出するというビックイベントがあった。空は快晴で絶好のイカダ脱出日和。自分たちで作ったイカダに乗って波に揺られ、周りを見渡すと青い海と青い空。イカダを漕いだことによる腕の疲れも含めて「生きるっていいなー」と思えた。こんな感覚は久々だった。

無人島から筏で脱出し、ゴールの壱岐島に到着してからは海で全力で遊んだ。潜って魚を見たり泳いだり、高い堤防から海へダイブしたり。本当に楽しすぎて終始にニコニコだった。

終わってみると、自分がすごく変わったことを実感した。極度の虫嫌いだったのに虫が平気になったし、高いとこから海に飛び込めるくらいの度胸もついた。「私ってもしかして最強? どこでも生きていけるわ!」と思えるほどの自信も持った。

無人島でできた仲間たち、ずっと見ていても飽きない星空の景色、自然の厳しさ、食べ物へのありがたみ、文明の便利さ、全力で遊ぶことの楽しさ、自分の中に眠っていた逞しさ…。キリがないほどたくさんの大切なものを深く知っていくことができた。これが私の中の「無人島ぬ宝」だ。

Written by りか

※2021年度は参加者、スタッフ全員に事前に抗原検査を実施し、陰性が確認できた方のみご参加いただいております。
※移動時、屋内活動時、就寝時等はマスク着用を義務付けています。

毎年開催!
【参加型】2泊3日無人島キャンプ
無人島プロジェクトでは、毎年夏に述べ1,000名以上が参加している
2泊3日無人島キャンプ(ベーシックキャンプ)を開催しています。
食糧集め、火起こし、島一周の大冒険、キャンプファイヤー、仲間…
とっておきの夏が待っています!
▶︎姫路開催はこちら
▶︎博多開催はこちら

フォームでお問合せ

無人島プロジェクトでは、サバイバルキャンプを提供しています。興味のある方は右記より気軽にお問合せください。

気軽にお問合せ

LINE公式で気軽に質問

まずはお気軽に質問してみたい!という方は、無人島公式LINEアカウントもありますのでご連絡ください。

LINE公式で質問