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鹿児島の無人島・離島8選!島を囲むのは極上の美しい海

九州最南端の県・鹿児島には、本土から遠く離れた大小さまざまな島々が点在しています。透明度抜群のエメラルドグリーンの海、手つかずの自然、独自の文化——。日常から切り離された非日常体験を求めるなら、鹿児島の無人島・離島はまさに最高の舞台です。

本記事では、鹿児島の個性豊かな無人島・離島を8つ厳選して紹介します。それぞれの魅力や楽しめるアクティビティ、アクセス方法をまとめているので、旅の計画にぜひ役立ててください。

鹿児島の無人島・離島1:阿久根大島(あくねおおしま)

島の概要

「阿久根大島(あくねおおしま)」は、鹿児島県阿久根市の沖合約2kmに浮かぶ小さな無人島です。島の面積は約0.37km²と決して広くはありませんが、豊かな自然がギュッと凝縮されています。

かつては住民が暮らしていた有人島でしたが、現在は完全な無人島。それゆえに人の手がほとんど入っておらず、原生林や岩礁が当時のままの姿で残っています。島を囲む海の透明度は非常に高く、陸から眺めると海底の岩場まではっきりと見えるほど。「秘境」という言葉がよく似合う場所です。

島内には遊歩道が整備されており、自然観察をしながら島全体を気軽に散策できます。春から夏にかけてはシロアリが産卵で大量発生する時期があり、貴重な自然現象も観察可能です。キャンプ場も設けられているため、日帰りだけでなく宿泊を伴う島旅も楽しめます。

楽しめるアクティビティ

島には海水浴場があり、環境省が総合的な評価の高い水浴場として指定する「日本の水浴場55選」「 日本の水浴場88選 」「快水浴場100選」に選ばれています。安全面や水質、自然環境などさまざまな項目で高い評価を受けていることもあり、夏場はたくさんの海水浴客で賑わうほど人気です。海水浴場近くにはシャワー室、トイレ、更衣室、パウダールームが完備されているのも嬉しいですね。

島内にはキャンプ場が整備されており、海の家A棟・B棟・C棟、バンガローといった宿泊施設があります。テントやバーベキューセントの貸し出しもあるので、安心して気軽にキャンプを楽しむことが可能。都市では味わえない贅沢な時間を過ごせます。なお、宿泊は7〜8月のみなので注意しましょう。

また、島を囲む透明な海はシュノーケリングに最適。サンゴ礁や色とりどりの熱帯魚を間近で観察できます。ダイビングスポットとしても知名度が高く、水中の景観は息をのむ美しさです。その他、島内では釣りもでき、手ぶらで船釣りや防波堤釣りを楽しめる体験プログラムもあります。

島までのアクセス

阿久根大島へは、阿久根港から渡船を利用します。渡船は阿久根市が運航しており、所要時間は約10分。料金は往復で数百円程度とリーズナブルです。

JR九州「阿久根駅」から阿久根港までは徒歩または車で数分。鹿児島市内からは、JR鹿児島本線で阿久根駅まで約1時間30分です。車の場合は九州自動車道・薩摩川内水引ICから国道3号線を経由して約40分でアクセスできます。

渡船の運行時間は季節によって異なるため、事前に阿久根市観光協会の公式情報を確認しましょう。

鹿児島の無人島・離島2:知林ヶ島(ちりんがしま)

出典:「写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

島の概要

「知林ヶ島(ちりんがしま)」は、指宿市の沖合約1kmの鹿児島湾の入口に浮かぶ周囲約3kmの小島です。世界でも珍しい「砂の道」が現れる神秘的な現象で知られ、毎年3月から10月頃の干潮時に、本土と島を結ぶ全長約800mの砂州が海上に出現。知林ヶ島は陸と島が「つながる」ことから縁結びの島として知られ、男女の出会いイベントも行われています。

砂州が出現している間は、素足で歩いて島へ渡ることが可能。「ちりりんロード」と呼ばれるこの砂の道は、まるで海の上を歩いているかのような幻想的な体験をもたらしてくれます。砂州が現れる時間帯は潮の満ち引きによって毎日変わるため、訪れる前に必ず潮見表で確認しましょう。

島自体は完全な無人島で、整備された施設はほとんどありません。その分、手つかずの自然が残されており、ウミガメの産卵地としても知られています。島内を歩けば、鬱蒼とした緑の木々と青い海のコントラストに圧倒されるはずです。

楽しめるアクティビティ

知林ヶ島の最大の見どころは、やはり砂州を歩いて島へ渡る砂州ウォーキングです。砂州の幅は広いところで約50mほどあり、波打ち際を歩きながら島を目指します。干潮時間に合わせて訪れることが必須条件なので、スケジューリングがこの旅の肝。

島内には縁結びの島にちなんだハート型のオブジェや、鳴らすと幸せが訪れるという「チリンズベル」、大切な人へのメッセージを書いた手紙を投函できる「幸せ繋ぐ投函箱」があります。

ウミガメ観察もおすすめで、ウミガメの産卵シーズン(主に5〜8月)には、産卵のために砂浜へ上陸するウミガメに出会える可能性があります。ただし、ウミガメは非常にデリケートな生き物。観察する際は近づきすぎず、フラッシュ撮影も控えましょう。

島までのアクセス

干潮時に砂州が現れていれば、田良浜海水浴場から徒歩で島へ渡れます。JR「指宿駅」からタクシーで約10分、または路線バスを利用して「田良浜」バス停で下車しましょう。

砂州が出ていない時間帯は遊漁船や観光船での渡島も可能です。潮汐情報は事前に必ず確認してください。鹿児島市内からは、JR指宿枕崎線で「指宿駅」まで約1時間です。

鹿児島の無人島・離島3:宝島(たからじま)

島の概要

宝島は、鹿児島県の南端に浮かぶトカラ列島(吐噶喇列島)の最南端に位置する有人島です。島の人口は100名程度と非常に少なく、手付かずの自然がそのまま残されている環境。東京から約1,600km、鹿児島市からも約370kmと非常に遠隔に位置していますが、その名前が示すとおり「宝物のような海」を持つことで名高い場所です。

島の周囲を囲む海の透明度は圧倒的で「日本一美しい海」と称されることもあります。珊瑚礁が発達した海には、亜熱帯の色鮮やかな生き物たちが生息。ダイビングの聖地として、日本全国から多くのダイバーが訪れます。

島名の由来は、イギリスの海賊「キャプテンキッド」が財宝を隠したという伝説から。国内外からたくさんの探検家が訪れたそうです。また、離島マニアからは「日本最後の秘境」、「いつか行ってみたい憧れの島」として知られています。

楽しめるアクティビティ

宝島最大の魅力は、なんといってもダイビング。透明度の高い海に潜れば、色鮮やかなサンゴやウミガメ、さまざまな種類の熱帯魚に出会えます。

宝島トレッキングではサンゴ礁の岩場や誰もいない海辺、潮だまりを歩くなど、島の大自然を体感することが可能。島には2つの海水浴ができるビーチもあり、5月中旬〜10月まで海水浴やシュノーケリングができます。

さらに、島でできたバナナの収穫体験や島にある泥を使用してしぼり染めをする「泥しぼり染め」もおすすめ。島内にはキャンプ場もあり、目の前にはエメラルドグリーンの海水浴場が広がっています。近くのビーチハウスには、電気水道・カセットコンロ・冷蔵庫・シャワー(水のみ)・トイレ・ベッド(寝具なし)が完備されているのも嬉しいですね。

島までのアクセス

宝島へのアクセスは、鹿児島港から「フェリーとしま」を利用します。フェリーとしまはトカラ列島の各島を巡る定期船で、宝島までの所要時間は約22時間。かなりの長旅ですが、船上での時間もまた旅の醍醐味のひとつです。

フェリーは週に1〜2便程度の運行で、曜日や時期によって異なります。出発前にフェリー情報でスケジュールを確認しておきましょう。島内に宿泊施設(民宿)があるため、日程に余裕を持って計画するのがおすすめです。

鹿児島の無人島・離島4:悪石島(あくせきじま)

島の概要

悪石島は、トカラ列島に属する小さな火山島です。諏訪之瀬島と宝島に挟まれ、周囲約12.64km、面積は約7.49平方km、島は断崖絶壁に囲まれています。「悪石」という名前の響きとは裏腹に、豊かな自然に恵まれた魅力的な島。人口はわずか数十名と少なく、まさに秘境と呼ぶにふさわしい場所です。

この島で最も有名なのが、「ボゼ」と呼ばれる仮面神の祭りです。毎年旧盆の時期に行われるこの神事は、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。ボゼは悪霊を祓い、島の繁栄を願う伝統的な儀式で、独特の仮面を着けた神が集落を練り歩く様子は迫力満点。「ボゼ」に扮した人々が女性や子供に泥を塗りつけることで悪霊祓いになり、女性は棒でつつかれることで子宝に恵まれると言われています。

自然環境も豊かで、温泉が湧き出ていることでも知られています。島唯一の温泉は無料で入浴でき、旅の疲れを身体の芯から癒やしてくれるでしょう。海の透明度も高く、ダイビングやシュノーケリングも楽しめます。

楽しめるアクティビティ

悪石島を訪れる最大の理由のひとつが、ボゼ祭り見学。旧盆期間のみ行われる神秘的な祭りで、今も島民によって伝統が守り続けられています。外部の人間が見学できる貴重な機会なので、時期を合わせて訪れる価値は十分あります。

ダイビング・シュノーケリングもおすすめで、トカラ列島特有の豊かな海中世界を探索できます。ウミガメやマンタが現れることもあり、ダイバーから高い評価を得ています。

光害がほとんどない悪石島の夜は、天の川が肉眼でくっきりと見えるほど星が輝きます。星空観測にぴったりな環境なので、夜になったらぜひ星を見上げてみてください。

島までのアクセス

宝島と同じく、鹿児島港から「フェリーとしま」で向かいます。鹿児島港から悪石島までの所要時間は約12〜13時間。宝島よりも近いとはいえ、やはり長旅になるでしょう。

フェリーの運行は週1〜2便程度。島に宿泊できる民宿が数軒あるので、旅程は最低でも1泊以上を見込んでおきましょう。

鹿児島の無人島・離島5:硫黄島(いおうじま)

島の概要

「硫黄島(いおうじま)」は薩摩硫黄島とも呼ばれ、薩南諸島に属する火山島です。太平洋戦争の舞台となった小笠原の硫黄島(いおうとう)とは別の島なので混同しないようにしましょう。屋久島や種子島の近くにあり、面積は約11.65平方km、周囲は約14.5kmです。

島名の由来となった硫黄の噴煙は今も島内各所から立ち上り、独特の硫黄臭が漂います。活火山ならではのダイナミックな地形が特徴で、至る所に噴気孔や温泉が点在。その中でも特に有名なのが「硫黄岳」で、常に噴煙を上げる荒々しい山容は迫力があります。

人口は約130人ほどで、農業や漁業を中心とした島の暮らしが今も続いています。

楽しめるアクティビティ

活火山である硫黄島のおかげで、島のいたるところから温泉が湧き出ています。中でも硫黄岳のふもとにある露天風呂「東温泉」は、秘湯中の秘湯として温泉マニアなら一度は訪れたい温泉として有名。東温泉の露天風呂は海のすぐ近くの岩礁をくり抜いて作られたもので、硫黄島以外ではなかなか見られない絶景となっています。

また、火山活動によって温められた海水が温泉のように湧き出している「坂本温泉」は、硫黄島最大の名物ともいえる海中温泉。 干潮時に海岸に現れる天然の露天風呂で、海水と温泉が混じり合ったぬるめのお湯に浸かれます。透明度の高い海と温泉が共存する光景は、ここでしか見られません。

「硫黄岳トレッキング」もおすすめで、活火山・硫黄岳への登山は島観光のハイライトのひとつ。噴気孔から立ち上る白煙や岩肌の黄色い硫黄の結晶を間近に見られます。ただし、火山活動の状況によっては立入制限がかかる場合があるため、事前に確認が必要です。

島までのアクセス

鹿児島港から定期船フェリー「みしま」が2〜3日おきに出航しています。所要時間は約3〜4時間。三島村の定期船は本数が限られているため、乗船前にスケジュールを必ず確認しましょう。

また新日本空港が鹿児島空港と薩摩硫黄島飛行場を結ぶ、週2往復の定期便を運航しています。

島内に宿泊できる民宿もいくつかあるので、事前にチェックしておきましょう。日帰りも不可能ではありませんが、島の魅力を存分に楽しむためにも1泊以上がおすすめです。

鹿児島の無人島・離島6:請島(うけじま)

島の概要

「請島(うけじま)」は奄美大島の南西約20kmに位置する小さな島で、加計呂麻島のさらに南に浮かんでいます。人口は100名に満たない小規模な集落が2つあるだけの静かな離島です。

最大の特徴は、その手つかずの自然。特に島を囲む海のグラデーションは目を疑うほど美しく、コバルトブルーからエメラルドグリーンへと変化する水色の世界は、まさに楽園と呼ぶにふさわしい光景です。「ルリカケス」や固有亜種である「ウケジママルバネクワ」が生息し、島名の由来である奄美大島固有のユリ「ウケユリ」が分布するなど自然豊かな島です。

観光化があまり進んでいないため、旅人が独占できるような美しいビーチに出会えることも。静かな離島でゆったりと時間を過ごしたい人にとっては、理想的な場所といえます。

楽しめるアクティビティ

ほとんど観光客が来ない穴場ビーチが点在しており、浜辺ではプライベートビーチのような感覚で過ごせます。特に請阿室集落にあるビーチはエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる自然のビーチで、透明な海でのひとときは格別の開放感をもたらしてくれるでしょう。

海岸が比較的穏やかなので、シュノーケリングもおすすめ。請島の海は透明度が非常に高く、シュノーケリングだけでも十分すぎるほどの海中景観を堪能できます。サンゴ礁が広がる海で悠々と泳ぐ熱帯魚やウミガメを眺めるだけでも南国リゾートに来たかのような幸福感を味わえるでしょう。

野生動物観察・バードウォッチングにも向いており、奄美群島の固有種「アマミノクロウサギ」に出会えるかもしれません。夜行性のため、夜間の観察が効果的です。豊かな鳥類相も魅力で、バードウォッチャーにも人気があります。

島までのアクセス

請島へは、奄美大島・古仁屋港からフェリーで渡ります。古仁屋港から請島・池地港まで約1時間30分。フェリーの運航本数は1日1〜2便程度と少ないため、時刻表の確認は必須です。

奄美大島へは、鹿児島空港から飛行機で約40分、または鹿児島港からフェリーで約11時間でアクセス可能。奄美大島から古仁屋へはバスで約1時間30分かかるため、請島までの道のりはやや長旅になります。

鹿児島の無人島・離島7:ハンミャ島

島の概要

「ハンミャ島」は鹿児島県出水市の沖合に位置する小さな無人島で、奄美群島の請島と与路島の間に位置しています。マイナーな存在ながら、テレビ朝日系バラエティー番組「いきなり黄金伝説!」の無人島ロケでも使用されたこともあり、知る人ぞ知る美しい島として密かに人気です。

無人島ならではの静けさと、手付かずの自然が最大の魅力。訪れる観光客がまだ少ないため、まさに「秘境」の雰囲気が色濃く残っています。島内には特に整備された施設はなく、自給自足で自然と向き合うサバイバル的な体験ができる点もアドベンチャー好きの心をくすぐります。

鹿児島県内の無人島の中でも知名度が低いため、混雑を避けて静かな島旅を楽しみたい人に特におすすめです。

楽しめるアクティビティ

島の周囲は遠浅の砂浜や岩礁に囲まれており、海の透明度は非常に高め。そのため、シュノーケリングやダイビングを満喫するのがおすすめです。岩礁地帯には魚の種類も豊富で、初心者から上級者まで楽しめるスポットが点在しています。無人島周辺の磯は絶好の釣りスポットでメバル・アジ・カサゴなど多種多様な魚を狙えるので、釣り好きには特に魅力的な場所です。

また、施設のない無人島でテントを張るワイルドなキャンプ体験は、日常では絶対に味わえない特別な体験。満点の星と波の音を全身で堪能しましょう。

島の西側には海風によって砂が巻き上げられてつくられた「砂の丘」があります。まだ整備されていない自然の中を探索する「プチ・アドベンチャー」感覚も、ハンミャ島ならでは。予期せぬ絶景や珍しい生き物との出会いが待っているでしょう。

島までのアクセス

ハンミャ島へは、出水市の港からプライベートボートやチャーター船を利用するのが一般的です。定期便はなく島に上陸するには許可が必要なため、現地の漁業関係者や観光事業者に相談してチャーター手配しましょう。

出水市へは、鹿児島空港から車で約1時間30分、またはJR九州新幹線「つばめ」で出水駅まで約50分でアクセスできます。チャーター船の手配については、出水市の観光協会や地元の漁業組合に事前に問い合わせることをおすすめします。

鹿児島の無人島・離島8:与論島(よろんとう)

島の概要

与論島は、鹿児島県の最南端に位置する島で、沖縄本島の北わずか約23kmという場所に浮かんでいます。サンゴ礁に囲まれた美しい島で「東洋のエメラルド」とも称されるほどの透明な海が最大の魅力です。

島全体が珊瑚礁で形成されており、海の色は見る角度や光の加減によってエメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズなど様々に変化します。特に「百合ヶ浜」は与論島を代表するスポットで、干潮時にのみ海上に現れる白い砂州は幻想的の一言。訪れるタイミングによってはその姿を見られない可能性もあるため、潮見表の確認は必須です。

島内にはサンゴを使った石垣の集落や、与論城跡など歴史的な見どころも点在。独特の食文化や「与論献奉」と呼ばれる伝統的な飲み会文化も残っており、島の人々の温かい歓迎に心が和みます。島の産業は農業と観光業で、塩やきび酢、もずくそばが特産品です。

楽しめるアクティビティ

春〜秋の干潮時のみ出現する幻の砂洲「百合ヶ浜」は与論島最大のハイライト。船で渡り、白い砂の上に立って360度の海に囲まれる体験は、言葉にならないほどの感動を覚えます。出現する時間帯は毎日変わるため、現地ツアーに参加するのが確実です。

与論島はダイビングの聖地としても有名で、ダイビングショップも多数営業しています。サンゴ礁の豊かさと海の透明度は日本でもトップクラス。初心者も上級者も楽しめるので、ぜひ海中の絶景を堪能しましょう。

与論城跡見学・文化体験もおすすめ。琉球王国時代の史跡・与論城跡からは島全体と美しい海が一望できます。また、「与論献奉」という独特の飲み会文化を体験できる島料理の店もあり、島の歴史や文化に深く触れる旅も楽しめるでしょう。

島までのアクセス

与論島へは、飛行機またはフェリーでアクセスできます。飛行機の場合、鹿児島空港から与論空港まで約1時間、那覇空港からは約35分で到着。JALグループのJAC(日本エアコミューター)が運航しています。

フェリーの場合は、鹿児島港からマルエーフェリーやマリックスラインを利用し、与論島・与論港まで約20〜22時間。那覇港からは約2時間30分です。時間はかかりますが、船旅の趣を楽しみながら離島気分を高める移動手段としておすすめです。

島内には宿泊施設が充実しており、リゾートホテルから民宿まで多様な選択肢があります。

鹿児島には南国情緒あふれる離島が多い

鹿児島は、日本国内でも屈指の離島県です。本土から九州南部の海に点在する島々は、それぞれが独自の個性を持っています。透明な海、活火山、希少な野生動物、古くから続く伝統文化——ひとくちに「鹿児島の離島」といっても、その顔は実に多彩です。

各島で行われる祭りや自然現象(砂州の出現など)には時期が決まっているものも多いため、目的に合わせて訪問時期を計画すると満足度が上がります。知林ヶ島の砂州、悪石島のボゼ祭り、ウミガメの産卵シーズンなど、旬の時期を狙って訪れてみましょう。

日常から切り離された場所で、本物の自然と向き合う旅——それが、鹿児島の離島旅行が与えてくれる最大の贈り物です。鹿児島の離島は、きっとあなたの人生に忘れられない景色と経験を刻み込んでくれるでしょう。

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