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香川の無人島・離島10選!サバイバルキャンプから現代アートまで個性的な島を完全網羅

瀬戸内海に多くの島々が点在する香川県は、国内の有人島数において全国でも上位に入る「島旅の聖地」とも言える場所。

桃太郎伝説に彩られた島、猫が住民より多い島、未完成の巨大涅槃像が眠る謎の無人島など、どの島もストーリーを持っています。高松港をはじめとした各港から船で気軽に渡れる立地も魅力で、週末の冒険先として年々注目が高まっているのが香川の島です。

本記事では、好奇心旺盛な旅人が行くべき香川の無人島・離島を10島ピックアップし、概要・アクティビティ・アクセス情報を詳しく紹介していきます。

香川の無人島・離島1:牛ヶ首島(うしがくびじま)

出典:無人島セレクト

島の概要

香川県香川郡直島町に属し、直島諸島の北端に位置する牛ヶ首島は、面積約0.34平方km、周囲約3.4km、標高約38.2mという小さな無人島です。島名の由来は戦国時代にさかのぼり、直島水軍が牛頭(ごず)大王神の幟を船の舳先に立てて戦ったことから「牛が首」と呼ばれるようになったと伝わっています。海から見た際の地形が牛の首に似ているのも由来のひとつ。

島が独特の存在感を放つ理由は、山の北部に眠る未完成の涅槃像にあります。明治時代、実業家の西尾吉太郎が亡くなった娘をしのぶために日蓮上人の巨大な涅槃像の建立を計画しましたが、第一次世界大戦の影響で工事は中断。後に石工の松下与一がプロジェクトを引き継ぎ、1987年に顔部分が完成したものの全体像は今も未完成のまま島に横たわっています。

明治9年に南側の港近くに塩田が開かれて定住が始まり、明治44年には小学校の分校も開校しました。しかし直島精錬所の合理化とともに人口減少が進み、昭和34年には分校が閉校。現在は定住者もなく、完全な無人島となっています。

楽しめるアクティビティ

牛ヶ首島の最大の見どころは、やはり未完成の涅槃像。島内には廃屋や廃船が残り、探検気分をかき立てます。「無人島セレクト」などのサービスを通じて、島内に設けられたサバイバルエリアでテントを張ることも可能。

キャンプ場としての営業はしていないため、基本的にはこのようなプランを申し込んだ客だけが上陸できる無人島という形になっています。食料は持ち込むか釣りで自力調達するスタイルで、トイレもない超サバイバルな環境が魅力です。

また、島周辺の海は釣りスポットとしても知られており、さまざまな種類の魚を狙えます。整備されていない藪を漕ぎ進んで涅槃像へたどり着くルートは、冒険心を持った人にとってたまらない体験になるはず。

島までのアクセス

宇野港(岡山県)または高松港・直島港(香川県)からチャーター船で約10〜15分でアクセス可能。利用できる船会社としては高速マリンタクシー、川西マリン、四国汽船などがあります。

島内は整備されておらず藪漕ぎや険しい地形を進む必要があるため、専門ガイドの同行が推奨されます。公共交通機関による定期航路はなく、必ずチャーターが必要な点に注意が必要です。

「無人島セレクト」を利用してサバイバル体験ができるので、牛ヶ首島で無人島体験をしたい方はこちらから予約可能です。


香川の無人島・離島2:蔦島(つたじま)

出典:photoAC

島の概要

「蔦島」は三豊市の北西に位置する無人島。瀬戸内海国立公園に指定されており、仁尾港沖にある大蔦島と小蔦島の2つをあわせて「蔦島」と呼ばれています。大蔦島の面積は約0.31平方km、周囲は約4km、標高は約91.4m。

古くから大蔦島と小蔦島が天然防波堤となっていて、対岸の仁尾港は波が穏やかな「天然の良港」として知られています。その結果、中四国地方でも最大級の収容規模を誇る「仁尾マリーナ」が整備されました。

三豊市の人気ビーチスポット「父母ヶ浜」から眺めると、その沖合にぽっかりと浮かぶ蔦島の姿を確認可能。周囲には平石・笑石・狗石などの奇岩があり、島内最高点にある天狗神社では家族円満などのご利益があると言われています。

楽しめるアクティビティ

大蔦島には「蔦島海水浴場」という海水浴場があり、7月上旬から8月末までオープンしています。島は無人島ですが、海水浴場のオープン期間は海の家が営業。桟敷2棟25区画、シャワー室、トイレが完備されており、夏のレジャーが楽しめます。

海水浴場の近くにはキャンプ施設があり、設営済みのテントが整備されています。事前予約での利用が推奨されているので、あらかじめ予約しておきましょう。島内の山を越えた反対側にはクルーザーで来た客や釣り人が集まるエリアもあり、シュノーケリングなど海遊びも存分に満喫できるでしょう。

島内には自動販売機もなく、電化製品の使用も不可。夏季のみ海の家が設置されるため軽食を購入できますが、基本的には準備を整えてから渡りましょう。

「無人島の自然をライトに体験したい」という初心者にも、ちょうど良いスケール感の島といえます。

島までのアクセス

仁尾港から大蔦島へは渡船で約7分(4〜10月のみ運行)。渡船には決まった時刻表がなく、客が来ていれば運行するという自由なスタイルです。島から帰る際は電話で迎えの船を呼ぶ必要があります。

蔦島渡船事務所(080-9410-3340、4月1日〜10月31日)に事前に問い合わせておくと安心。JR予讃線「仁尾駅」から仁尾港まで徒歩圏内でアクセスできます。

香川の無人島・離島3:余島(よしま)

出典:photoAC

島の概要

「余島(よしま)」は小豆島の鹿島沖約1kmに位置し、周囲約2.2kmの無人島。香川県小豆郡土庄町に位置しており、小豆島の近くにある島々の総称です。現在は中余島と大余島の2島をあわせて「余島」と呼ばれています。元々は「弁天島」、「小余島」、「中余島」、「大余島」の4島の総称であり、余島という名称は「四島」と呼ばれていたことが由来となっています。

干潮時になると砂州が出現し、砂の道を歩いて渡ることも可能。小豆島と余島を結ぶ約500mの細長い砂州の道は「エンジェルロード」と呼ばれ、「道の真ん中で手をつないだカップルは結ばれる」という口コミがあるほど恋人の聖地・縁結びスポットとして有名です。

1950年に神戸YMCAが余島にてキャンプを開始し、1977年には余島野外活動センターを開設。以来、すべての人に開かれた「島」として運営を続けてきました。しかし神戸YMCAは2026年3月末をもって余島から撤退しており、今後の活用については協議会によって検討が続けられています。

楽しめるアクティビティ

余島ではバーベキュー・釣り・カヌーなどが楽しめます。他にも様々なアクティビティができ、ボート・ハイキング・クラフト体験・天体観測など多彩な体験が可能。干潮時に現れる砂の道でのトレッキングも人気で、季節によっては蛍の観察もできます。

島内はアトラクションが散りばめられており、葦の迷路で宝を探すゲームや、大きな木の枝に取り付けられたブランコなど、子どもから大人まで楽しめる仕掛けが充実しているのも特徴。

野外教育の場として長年活用されてきた実績があるため、自然学習の観点でも充実したプログラムが組まれていました。

島までのアクセス

小豆島本島から余島へは、小型船で約2分ほど。干潮時には砂道を歩いて渡ることも可能です。

小豆島へは高松港からフェリーで約1時間、または高速艇で約35分でアクセスできます。余島の最新の上陸状況については、余島キャンプの協議会や関連団体へ問い合わせましょう。

香川の無人島・離島4:小豆島(しょうどしま)

出典:photoAC

島の概要

香川県を代表する離島のひとつ、小豆島は瀬戸内海に浮かぶ大きな有人島です。瀬戸内海では淡路島に次ぐ大きさの島で、約28,000人が暮らしています。

島の気候は温暖で、降水が少なく乾燥しています。その気候特性を活かし、オリーブやみかん、スモモなどの栽培が盛んで特産物として人気。また醤油や佃煮、ごま油などの製造や観光業も盛んで、瀬戸内海の中心的な島となっています。

日本国内でオリーブの栽培が成功した発祥地として知られ、島内にはオリーブ畑が広がっています。また、日本三大渓谷の一つに数えられる「寒霞渓の渓谷」は新緑や紅葉の名所としても有名で、香川県を代表する観光スポットのひとつ。「エンジェルロード(天使の散歩道)」、「醤の郷」、「二十四の瞳映画村」なども訪れる価値があるでしょう。

人気映画の実写版『魔女の宅急便』のロケ地としても知られ、オリーブ公園のギリシャ風車の前でほうきにまたがって飛ぶ写真はSNSで大流行しました。美しい自然、食文化、歴史、アートが詰まった、一度の訪問では到底語り尽くせない島です。

楽しめるアクティビティ

島内には様々なキャンプ場があり、特におすすめなのが「小豆島ふるさとキャンプ場」です。キャンプ場には温水シャワーや水洗トイレも完備。キャンプ初心者の方も安心して利用できます。ログハウス風の施設で宿泊も可能ですが、寝具や調理関係の器具はないため注意が必要です。

寒霞渓ではロープウェイに乗って空・海・渓谷の三景を同時に眺める体験が可能。エンジェルロードは干潮時のみ砂の道が現れ、恋人たちに人気のフォトスポットになります。約700mにわたって白い砂浜が続く小豆島最大の海水浴場では、透明度の高い海でのシュノーケリングやマリンスポーツが楽しめるでしょう。レンタサイクルもあり、小豆島を自転車で駆け抜ける爽快感は大切な思い出になるでしょう。

また、醤の郷エリアでは醤油作りの歴史を感じる街歩き、「二十四の瞳映画村」では昭和の学校の雰囲気に浸ることができます。銚子渓自然動物園「お猿の国」では香川県の天然記念物に登録された約500匹の野生の猿が暮らしており、エサやり体験を通して猿と触れ合えます。

島までのアクセス

本州や四国と結ぶ橋やトンネルはなく、空港もないため、アクセスはすべて船のみとなっています。兵庫県からは神戸港・姫路港。岡山県からは日生港・新岡山港・宇野港。香川県は高松港から、それぞれフェリーが出ているので都合の良い場所から向かえるでしょう。

所要時間はさまざま。高松港から池田港へフェリーで約1時間、土庄港へ高速艇で約35分・フェリーで約1時間。新岡山港から土庄港へフェリーで約1時間10分。各方面からのアクセス方法はこちらを参考にしてみてください。

また、島内は路線バス「小豆島オリーブバス」が走っており、全線乗り放題のフリー乗車券も利用できます。そのため、車なしでも観光しやすいでしょう。

香川の無人島・離島5:女木島(めぎじま)

出典:photoAC

島の概要

「女木島(めぎじま)」は高松港から北へ約4kmの沖合に浮かぶ島で、外周約9km、人口は約100人ほどの小さくのどかな島。島名の由来は、源平合戦の時代にまで遡ります。当時、那須与一が射た扇の一部が流れ着き、讃岐の方言で壊れたことを「めげた」ということから「めぎ」という島名がついたとのこと。

「鬼ヶ島」の別名で知られる女木島は、桃太郎伝説と深くつながっています。島の中腹にある巨大な洞窟はかつて鬼たちが拠点にしていたと伝えられ、「鬼ヶ島大洞窟」と呼ばれるようになりました。桃太郎伝説の鬼のすみかと結び付けられて以来、島全体が「鬼ヶ島」として知られ、今でも多くの観光客が訪れています。

瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつでもあり、島内にはパブリックアートも多く見られます。春には島内に植えられた約3,000本の桜が花開き、島全体がピンク色に染まることでも人気です。

楽しめるアクティビティ

島の最大の見どころは「鬼ヶ島大洞窟」です。広さ約4,000平方m、奥行きが約400mにも及ぶ大規模な洞窟は、洞窟内の気温が通年で約15度と、夏は涼しく冬は暖かく感じられる環境。鬼の像や桃太郎伝説にちなんだ展示が置かれており、肝試し感覚でも楽しめます。

洞窟の見学後は鷲ヶ峰展望台へ足を延ばすのもおすすめ。標高約188mの山頂からは瀬戸内海が360度一望でき、春の花見の名所としても知られています。

また、女木島には海辺でのSUP体験やテントサウナもあり、夏は海水浴を目的に多くの観光客が訪れます。女木島海水浴場、別名「鬼ヶ島海水浴場」は環境省が指定する「快水浴場百選」にも選ばれ、安全かつ綺麗で使いやすい海水浴場です。

島までのアクセス

高松港から「雌雄島海運」が運航するフェリーで約20分ほどでアクセス可能。比較的アクセスしやすいため、気軽に旅できる離島として人気があります。

鬼ヶ島大洞窟へは、女木港横の「おにの館」より島内バスを利用するのが便利です。レンタサイクルも利用可能で、海辺の平坦な道はママチャリ、山道の急勾配区間には電動アシスト自転車がおすすめです。

香川の無人島・離島6:広島(ひろしま)

出典:photoAC

島の概要

「広島」は丸亀市の沖合、北約12.5kmの海上にある塩飽(しわく)諸島の島です。塩飽諸島の中でも最も大きい島で、塩飽諸島で最も標高の高い山、王頭山があります。香川県が昔「讃岐(さぬき)」と呼ばれていたことから「さぬき広島」と呼ばれ、同名の都市との混同を避けるために区別されるようになりました。

広島は古くから石材業が盛んで、大阪城にもこの島で採れた石が使われたと言われています。島で採掘される高級御影石は「青木石」としても有名で、この島を語るうえで外せません。江戸時代の廻船問屋「旧尾上邸」に構える約4.5mの青木石の石垣は城と見まがうほどの壮観で、総ケヤキ造りの豪壮な建物は「塩飽大工」の技術の高さを今に伝えています。

青木石は数百年を経た今日でも幅広く使用され、墓石材をはじめ、石像・建築石材などにも活用されています。石の産地ならではの景観が島のあちこちに残り、歴史散策の魅力が詰まった島としても人気です。

楽しめるアクティビティ

特産品の青木石にいろは四十三文字の言葉を刻んだ「いろは石」を辿れば、風光明媚な島の自然に出会えます。秋には「いろはコース」もしくは「おくやまコース」をめぐる「いろは石ウォーク」が開催されるので、こちらもおすすめ。

「しま山百選」にも選ばれた島の山々をハイキングで登れば、瀬戸内の絶景を一望することも可能。島内にはレンタサイクルとコミュニティバスも整備されており、石垣や神社を巡る歴史散策も堪能できるでしょう。荒々しい岩肌がそびえる山と穏やかな白い砂浜という対照的な表情をあわせ持つ、表情豊かな島を楽しめます。

また、島には「江の浦海水浴場」という海水浴場があり、ヤシの木に囲まれた南国ムードを味わえます。海水浴場ではバーベキューやシュノーケリングもでき、トイレも完備。離島でもあるので、人が少なく静かな海水浴場です。

島までのアクセス

JR丸亀駅から丸亀港まで徒歩7分。そこからフェリーに乗り約20分〜40分で広島に到着です。JR丸亀駅から丸亀港まではコミュニティバスを利用するか、徒歩で向かうことができます。

備讃フェリーが1日複数便を運航しているため、日帰りでの訪問もしやすいのが特徴です。

香川の無人島・離島7:本島(ほんじま)

出典:photoAC

島の概要

「本島」は丸亀市の沖合にある塩飽諸島の島です。塩飽諸島の中でも最も人口が多く、塩飽諸島の中心的な島です。かつては塩飽島や塩飽本島と呼ばれ、塩飽水軍の根拠地でもあった”歴史の島”。塩飽諸島の中心的な島として、江戸時代を通じて独特の自治制度のもと繁栄を続けました。

島には塩飽水軍の歴史を展示した資料館である塩飽勤番所跡、敵からの攻撃を防ぐために細かく入り組んだ路地が特徴的な「笠島」などがあり「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。ここは江戸時代の街並みが色濃く残る国内でも数少ないエリアで、映画のロケ地にもなっています。

また、海水浴場は「日本の快水浴場百選・島の部特選」にも選ばれており、白砂のビーチで泳ぐことが可能。島全体が「日本の遊歩百選」にも選出されていて、その歩きやすい自然環境も評価されています。

楽しめるアクティビティ

本島には2つの海水浴場があります。「本島海水浴場」では白い砂浜が広がり、塩飽諸島の島々を見ながら海水浴が可能。その景観の美しさから環境省が指定する「快水浴場百選(島の部特選)」にも選ばれています。シャワーや更衣室、トイレも完備されているので島旅初心者にも優しい環境です。

「屋釜海水浴場」は港から離れている海水浴場のためあまり人がいなく、プライベートビーチにいるかのような気分を味わえます。海の水もきれいで、おすすめの海水浴場です。シャワーやトイレも完備されています。

島内の見どころをじっくり巡るなら、レンタサイクルの活用が便利。笠島地区の江戸期の街並みをゆっくり歩いて歴史に浸れば、タイムスリップしたような気持ちになれます。島内を一周する遊歩道は整備されており、潮風を感じながら散策するのも気持ち良いのでおすすめ。

島内には様々なスポットがあります。塩飽勤番所跡や海の神を祀っている「木烏神社」などのスポットをゆっくり巡っても約5時間ほどで一周でき、日帰りでも充実した島旅が楽しめるでしょう。

島までのアクセス

JR丸亀駅から丸亀港まで徒歩7分。そこから船に乗り、丸亀港からフェリーで約35分(1日8便)で到着します。岡山県の児島港からも、旅客船で約30分(1日4便)でアクセス可能。

瀬戸大橋を眺めながらのフェリーの船旅は、気分を高めてくれるでしょう。到着後はレンタサイクルを借りて島内を巡るのがおすすめです。

香川の無人島・離島8:佐柳島(さなぎしま)

出典:photoAC

島の概要

「佐柳島」は香川県仲多度郡多度津町沖の瀬戸内海に位置する、面積約1.83km²、周囲約6.6kmの小さな島です。現在の人口は約80人で、平均年齢は75歳と高齢化が進んでいます。

「猫の島」として全国的に知られる佐柳島。島には本浦(ほんうら)港と長崎港の2つの港があり、それぞれの港に分かれるようにして約100匹ほどの猫が暮らしています。

佐柳島が猫の島として知られるようになったのは、有名な動物写真家が島に棲む猫を撮影し、写真集やテレビ番組で紹介したことがきっかけ。猫ブームの波に乗り、人気に火が付きました。

2017年には旧佐柳小学校の木造校舎を活用したゲストハウス「ネコノシマホステル」「喫茶ネコノシマ」がオープン。日帰りから滞在型観光へと島の在り方が変わり、猫と思う存分たわむれながら、ゆったり島時間を満喫できるようになりました。

楽しめるアクティビティ

佐柳島で楽しめるアクティビティとしては、猫との触れ合いがメインです。道端のベンチ、石垣の上、家の縁側、堤防の上など、生活の風景の中で猫たちがのびのびと暮らしています。観光地化されていない分、静かに猫と過ごしたい人にとっては理想的な環境です。

SNSで話題になったのが「堤防を飛ぶ猫」の写真。堤防の上でひなたぼっこをする猫を見ながら、タイミング良くジャンプの瞬間を狙えば、最高の一枚が撮れるかもしれません。運が良ければ、目の前でそのジャンプを見せてくれることもあります。

また、佐柳島は釣りの有名スポットでもあり、釣りを楽しむ訪問者も多いのが特徴。昔ながらの漁村の風景の中をのんびり散策しながら、島民の方々との会話を楽しむのも良い時間になるでしょう。

島までのアクセス

JR高松駅からJR予讃線で「多度津駅」まで約40分、多度津駅から多度津港まで徒歩約20分。多度津港から佐柳島まで、たどつ汽船のフェリーで約50分で到着します。

便数は1日4便程度と少ないため、時刻表の事前確認が必須。また、島内にはコンビニや自動販売機がほぼなく、飲食物は多度津で用意してから乗船するのが鉄則です。

香川の無人島・離島9:豊島(てしま)

出典:photoAC

島の概要

「豊島」は小豆島の西方にある直島諸島の島です。直島と小豆島の間に位置しており、面積約14.5km²、人口は約900名。島の中央には瀬戸内海を一望できる標高約330mの檀山があり、水も綺麗で「唐櫃の清水」が棚田を潤します。古代から農産業や漁業、酪農が盛んで「食の豊かな島」として栄えてきました。

かつては産業廃棄物の不法投棄問題で全国的に注目を集めた豊島ですが、廃棄物の処理が進み、現在では環境の再生を目指した取り組みが続けられています。その歴史を乗り越え、今では現代アートの島として世界中から旅人が訪れるようになりました。

2010年の瀬戸内国際芸術祭を契機に豊島美術館が誕生し、休耕田となっていた棚田が地元住民とともに再生されました。アートと食と自然が共存する豊島は、何度訪れても新しい発見がある島です。

楽しめるアクティビティ

豊島を代表するスポットが「豊島美術館」です。アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛が手がけた、水滴のような形をした建物は柱が1本もないコンクリート・シェル構造。天井にある2箇所の開口部から風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間を作り出しています。内部空間では一日を通して「泉」が誕生し、季節の移り変わりや時間の流れとともに無限の表情を見せます。

「ささやきの森」では無数の風鈴が風に揺れ動き、静かな音を奏でるインスタレーションを体験できます。棚田が広がる「唐櫃の棚田」は瀬戸内海を一望できる絶景ポイントで、カーブミラーのあるフォトスポットも人気です。

また、家浦港・唐櫃港周辺にはレンタサイクルショップがあり、電動自転車で島内を周れます。島内は坂道が多いので、電動アシストがあるとより安心かつ快適に走れるでしょう。

島までのアクセス

高松港から豊島フェリーの高速船で約35分(直島経由の場合は約50分)、1日3〜5便が運航しています。

また、岡山県の宇野港から小豆島豊島フェリーの旅客船で向かう場合は約25分、フェリーで約40分、1日7〜8便も利用可能。

豊島美術館は休館日(通常火曜日)に合わせてダイヤが変更される場合があるため、訪問前に確認しておきましょう。

香川の無人島・離島10:哲島(さとしま)

出典:無人島セレクト

島の概要

香川県仲多度郡多度津町の沖合に位置する「哲島(さとしま)」は、面積約0.27km²、標高154mの知る人ぞ知る無人島です。猫の島で有名な「佐柳島」のすぐ東側に位置し、広がる砂浜と豊かな自然に囲まれ、まるで時が止まったかのような静けさが漂う島です。

2025年6月にはテレビ朝日系列の「ポツンと一軒家」でも紹介され注目を集めました。現在は私有地となっていて通常は上陸できない島ですが、「無人島セレクト」の予約者限定で上陸可能です。完全貸切できる「プライベートアイランド」として人気が高まり、自然体験やキャンプ、企業研修の場としての利用が増えています。

島内には電気・水道が整備されており、お風呂とトイレも使用可能。家屋の利用は有料オプションとなります。インフラが整っていながら自然のままの無人島という、ほどよいサバイバル感が魅力です。

楽しめるアクティビティ

砂浜にテントを張って過ごせるほか、道の整備されていない内陸部を探検することも可能。自然のままの島の中を歩きながら、日常から離れたリラックスした時間を過ごせます。

釣りも楽しめる環境で、海での釣果を自分で調理して食べるという体験も格別です。焚き火台セットや釣りセットが基本プランに含まれているため、手ぶら感覚でサバイバル体験を楽しめます。他の観光客と顔を合わせることなく島全体を独り占めできるプライベート感は、どの島にも代えがたい贅沢さがあります。

島までのアクセス

宮ノ下港から哲島までのチャーター船送迎が含まれているプランでの訪問が基本となります。

「無人島セレクト」を通じてプランを予約し、船での送迎を手配するのが一般的なアクセス方法です。多度津港周辺からのチャーターを手配することもできるため、訪問前に各サービスに問い合わせてみましょう。

島内には売店や自動販売機は一切ないため、食料・飲料はすべて持参する必要があります。

小さい穏やかな島々が多い香川

今回は香川県の離島・無人島を10島紹介しました。未完成の涅槃像が眠る謎の無人島(牛ヶ首島)、桃太郎伝説の鬼ヶ島(女木島)、100匹以上の猫が暮らすSNS映えの島(佐柳島)など、それぞれの島がまったく異なる表情を持ちながら、瀬戸内海の穏やかな海に静かに浮かんでいます。

香川県は、国内の有人島のうち全国でも上位に入る24の島々を持ち、いずれも船で約20分〜1時間程度でアクセスできる「島旅観光のメッカ」です。高松港をはじめとした県内各港から島々へのルートが整備されており、週末の日帰り旅行からゆったりとした泊まり旅まで、自分のスタイルに合わせた島旅が楽しめます。

島旅の醍醐味は、スケジュールに縛られずゆったりとした時間の中で非日常を味わえること。フェリーに乗るその瞬間からすでに旅は始まっています。香川県にある様々な島を旅して、この記事を参考に自分だけの「推し島」を探してみてください。

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