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無人島プロジェクト

【無人島社員研修】一生記憶に残るプログラムで、アウトプットに強い体験型研修(LIXIL Advanced Showroom)

快適な住まいと暮らしの実現を目指すLIXILの全国にあるショールームを運営する《LIXIL Advanced Showroom》。2019年9月某日、主力社員を対象に、同社初となる無人島でのアウトドア研修を行いました。豊かで便利な生活を提供する同社の今後を担う社員たちは、何もない無人島で何を感じ、どう過ごしたのか。お話を伺いました。


(左から)
打越かおりさん(人事総務部)
白田亜希子さん(オペレーション統括部)
中村瑞希さん(人事企画課)
細川房子さん(人事企画課)

無人島研修のねらい

今回の無人島研修では、これからの会社を担っていく立場としてふさわしい主体性や、他者とのコミュニケーション能力の向上、何もない無人島で工夫して過ごすことで日常業務に好影響をもたらすことが期待されていました。

<今回の無人島研修の主なコンテンツ内容>
・前夜ウェルカムパーティー(ここで「無人島」と発表)
・無人島上陸
・テント設営
・食料調達(海に潜って魚を獲る、釣りをするなど)
・火起こし
・ドラム缶風呂
・調理(自分たちで起こした火で)
・キャンプファイヤー
・朝食作り
・ビーチクリーン
・無人島離島

無人島に放り出された社員たち

前日に知らされた「無人島」研修。社員の予想外の反応

実は今回の研修、開催場所が無人島だと社員に伝えられたのは前日の夜のことでした。

「持ち物に『水着』とあったから、あ、何かやるんだなと」(細川さん)
「海が好きで個人的にも素潜りをしたりしているので、特に抵抗はありませんでした」(白田さん)

意外とすんなりと受け入れられた無人島。
純粋に明日からの無人島を楽しみにしている様子が伺えました。

しかし、楽しいだけでは済まされないのが無人島という場所です。
いつもとは違う環境で、社員たちは一体どんな姿を見せたのでしょうか。

火起こしに7時間!? 驚異の集中力を見せた男性社員への見方の変化

電気もガスも水道もない無人島。
無人島研修では、研修目的や内容、参加者に応じて強度調整が可能です。
今回は食料や調理器具を持ち込まないサバイバルスタイル(調味料だけ持ち込みました)。
自分たちで食料調達をしなければなりません。手段は潜って魚を獲る、もしくは釣り。

普段から素潜りをしているという白田さんは、海に潜るのは慣れていましたが、普段とは違う心持ちだったそう。

「いつもはあの魚きれいだな〜とか景色を楽しんでいますが、この時は魚を見ても食料だとしか思えませんでした。大物を狙うぞと。」(白田さん)

黙々と水中で魚を狙う素潜り組。
釣りをしながらその様子を見ていた細川さんは「水面をバシャバシャと、みんなが必死に潜っている姿がおもしろかった」と笑います。
会社で仕事をしているだけでは絶対に見られない姿。
初めて見る仲間の姿に新鮮さを覚えたようです。

ですが、無事に食材を手に入れられても食事ができるわけではありません。
必要なのは火です。
火起こしに関しては、ある一人の男性社員が頭角を現しました。

渡された木の板と棒、そして麻ひも。
インストラクターからヒントをもらいながら、初めての火起こしに挑戦です。

摩擦で熱を発生させて火種を作り、それを着火しやすいものに移し酸素を加えて火を発生させる。
頭ではわかっていても、一筋縄にはいかないのが無人島です。
これで合っているはず、力加減はどうか? 他に使える道具はないか。
試行錯誤しながら、ひたすら黙々と取り組みます。
その姿は他の社員も目を見張るほどでした。

そして、辺りもすっかり暗くなった頃、ついに着火…!
思わず歓声が、というよりも安堵の瞬間でした。
気づけば7時間が経過していました。驚異の集中力。あっという間の7時間だったそうです。

ようやく着いたその火で、ようやく食事。自分たちでとった魚を、シンプルな味付けで。

「カサゴの素揚げがとても美味しかったですね」(白田さん)

思いっきり行動した後の食事は格別です。
それが自分たちで得た食料、自分たちで起こした火ならなおさら。
「あの場所に魚が溜まっていたよね」
「こうやって調理したらおいしいんじゃない」
食事中の会話ももっぱら食べ物のことでした。

モノや情報、やるべきことが多い日常で、1つのことに集中することがどれだけあるでしょうか。
普段の業務中、一つのことに集中しあっという間と感じられる7時間を過ごすことが、果たしてどれだけあるでしょうか。

無人島でやらなくてはいけないことはとてもシンプルです。
ですが、便利な日常生活に慣れた現代人にとっては、その一つ一つがとても難しい。
その難しさを、仲間と協力し乗り越えていく必要性が、無人島では生まれます。

火が起こせなければ食事ができないし、せっかく食料を獲ってきてくれた仲間にも申し訳ない。逆に、みんなが応援してくれるから自分も頑張れる。
仲間と協力して乗り越えていくことの大切さなんて、当然理解しているはずです。
ですが大人になって本気になり、身をもって体感する経験を得ることで、改めてその重要性に気づけるのです。

「何かをお願いしたいと思った時に、『この人なら一生懸命に取り組んでくれそうだな』って思えることで、こちらの気持ちもフォローの仕方も変わりますよね。無人島でその人の人となりが見えたことは大きいと思います。」(細川さん)

自分たちで生み出した火を愛でながら、その日一日のことを語り合い、夜は更けていきました。

協力体制が欠かせない無人島。役割分担は自然に発生

繰り返しになりますが、無人島には何もありません。
火を起こすこと一つにとっても、知恵を出し合い、手を貸し合うということが必然的に生まれました。
また、魚獲りや釣りをしていても、どこに魚がいるか、どうやったら魚を獲りやすいかということについて声を掛け合うというシーンが多く見られました。
無人島では一人だけが活躍していても意味がありません。
魚が釣りやすい場所、魚を獲りやすい方法、それらを情報共有することで、より多くの成果が得られます。
これは仕事においても同じことが言えるのではないでしょうか。
協力体制が身を結ぶということを、無人島で改めて実感することができました。

また、無人島では誰が仕切るということもなく、自然と自らができることに取り組んでいました。火を起こすことに専念していた男性も、まさか自分が7時間も集中して火を起こすことになるとは、最初は思っていなかったはずです。

「自分だったらめげていたと思う」(細川さん)

でも、たとえ火起こしに注力できなくても、釣りで魚を釣ってきたり、補助を求めている人の手助けをすることはできる。
そして火がついたときに、一緒に喜ぶことができる。
偏った能力の人ばかりが集まっていてもその組織は崩壊してしまいますが、ある程度みんなの得意分野がばらけていたことがよかったと、細川さんは語ります。

「火起こしの棒が浮かないように抑えているときとか、火種ができたとき、それをパスする瞬間など、一体感をとても感じられました」(細川さん)

無事にプロジェクトを完遂したときなど、一体感を感じられる場面は日常の仕事上でもありますが、無人島では「生活する」「生きる」というもっと心の近いところでそれを感じることができます。それは人と人との関わりにおいて、とても大きな意味を持つことではないでしょうか。

携帯電話は回収。外部遮断で再認識した「自分で考えること」の大切さ

実は、今回は無人島に上陸してからすぐに、携帯電話を回収されていました。
そこで「調べる」という行為から断絶されます。

目の前にある魚の名前もわからない。
おいしく食べる調理の方法もわからない。
朝は小麦粉を渡されたのでドーナツを作ろうと思ったけど、水の配合もわからない。

これまでいかに調べるという行為や情報に依存していたかを思い知る瞬間でした。
でも、携帯がなくても無人島でとても困るということはなかったと言います。
自分で考えざるを得ない状況や、他の人と意見をぶつけ合う状況が日常よりもはるかに多くなりました。
何も情報がない中で自分で考えることの大切さは、そこにいた社員誰もが感じたことです。
無人島というある意味全てがリセットされた状況に身を置いてみることで、脳も活性化され、自分自身を見つめ直す機会になりました。

無人島の開放感がもたらした、見たこともない社員の姿

普通に暮らしていて、無人島に行く機会はなかなかありません。
企業研修では、ほぼ強制的に無人島に連れてこられます。今回も、みなさん心構えがない状態で無人島に上陸しました。
そういう状態でも、素が出てしまうのが無人島です。

夜のこと。
この日はとても天気が良く、夜の海には夜光虫が美しく輝いていました。
それを見た女性社員が大声で叫んだのです。
「●●さーん!!こっちに夜光虫がたくさんいますよーーーー!」

その時は何とも思いませんでしたが、
「あんな大声で叫ぶことなんてないよね。無人島じゃなかったら恥ずかしくてできない(笑)」
と後から振り返って笑い話になっています。

無人島でなくても自然は他にもたくさんありますが、周りに関係者以外の人が誰もいない状況というのは、なかなかありません。
そんな環境だからこそ、思ったことを素直に大声で言葉にすることができたのです。
いつも、静かなオフィスで仕事をしている仲間の素になった姿を見ることは、他の社員にとっても新鮮なことでした。

本来の「人となり」が見えやすいのは、無人島という特殊環境ならではです。

記憶に残る従業員体験をテーマに実施

「どうしても、社員の記憶に残る研修にしたかった。初めての研修スタイルとしては無人島はとても良かったです」

こう語るのは、人事総務部の打越さん。
これまでの同社にはなかった新しい従業員体験をということで、無人島での研修を提案した人です。

「便利なものにあふれる中での仕事をしている人たちが、何もない無人島でどういう行動を起こすのか。そこで得るものは大きいのではないかと考えました」(打越さん)

快適な住まいと暮らしの実現をミッションとする同社の社員が、原始的な生活を送ることになったときの行動にはとても興味深いものがあったと言います。

「無人島は他者との関わり合いが多い環境。これまであまりコミュニケーションを取れていなかった人ともたくさん関わる場面がありました。また、社員の人となりがよく見え、今まで気づかなかったような部分にも気づけるようになりました。
”研修”という枠は超えていたと思います。座学は記憶に残りませんが、体で覚えていることはその後もアウトプットしやすく、仕事にも活かしていけると思います」(打越さん)

同社では今後、体験型のトレーニングやセミナーを増やしていくつもりだそうです。

自然と他者を「認め合える」環境という気づき

人事部の打越さんも今回一緒に無人島に行き、研修の様子を見ていました。
そこで気づいたことがあります。

「無人島では、褒め合うことが本当に多い」(打越さん)

誰かの行動を責めるということは決してなく、互いの行動や存在を認め合い、何かを達成したときには褒め合い、共に喜び合う光景が何度も見られました。
普段の業務では感情をむき出しにして喜び合うことはほとんどないと思いますが、無人島で心を通わせ合った経験は、一緒に仕事をしていくうえでもとてもいい作用をもたらすことでしょう。

”楽しむ”スタンスで変わるアウトプットの質

もう一つ、研修を通して人事部も社員も共通して感じたことがありました。
それは「楽しんで取り組むことの重要性」です。

「どんなに厳しい環境であっても、自分がいかに楽しめるかが重要だと思いました」

これは参加した社員の言葉です。
何事も、いやいや取り組んではその後の発展性はありません。
ですが楽しんで取り組んだことは記憶にも強く残り、その経験が他のことに活かせる可能性が高くなります。

無人島で行う研修は、無人島を生き延びることそれ自体が一番の大きなミッションです。
それには自ら動く主体性、他者との協力、互いを認め合うことが求められる場面ばかり。
仕事や座学の研修ではなかなか難しい「心を通わせ合う」ということが、無人島では自然と発生します。これまで知らなかった一面を知り、人となりを理解することで、よりスムーズなコミュニケーションができるようになることは想像に難くありません。

「仲良くなって帰ってきたなというのは見ていても感じます。ちょっとしたことでも会話が生まれ、親近感があるなって」(中村さん)

今回、無人島に行った社員の皆さんは写真を撮ることをすっかり忘れていたことに後から気づきました。それほど、研修、無人島生活に夢中になっていたということです。
(この記事の写真は同行した同社の社長が撮影)

参加した社員も今後の仕事に活かせる多くの気づきを得た有意義な無人島研修となりました。

2019.9

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