2017年年末に放送したテレビ朝日の無人島0円生活の様子が非常にレベルが高いものだと注目を集めた。
いきなり黄金伝説で無人島サバイバル番組の出演者、よゐこの「濱口 優」と「有野 晋哉」、番組の裏でディレクターとして支え続けた「友寄隆英(通称ナスD)」との2泊3日の無人島サバイバルバトル!どちらの無人島での生活の様子がすごかったかを競う特別番組だ!勝敗の決め方は”よゐことナスDのどちらの無人島生活がすごいと思ったのか”をテレビのスタジオに招かれている冒険家をはじめとする審査員のゲスト3名と、一般の観覧者が会場投票で決める形式となる。
濱口と言えば、無人島サバイバル企画で”モリ”を使った漁で食糧獲得を安定させる名人。有野も釣りや野草の採取、住居づくりでサバイバル生活に貢献している。一方ナスDは、別番組で出演した際に植物毒を用いた方法で採った魚を、アマゾンの現地の人が辞めろと言っているのに生食したことや、漁をしに真冬に裸で海に潜ったことなど、破天荒なエピソードが盛りだくさんなヤバイ人。
そんな二人の無人島サバイバル生活を紹介しよう!
無人島サバイバル1日目
よゐこサイド
過酷な無人島生活を0円で乗り切る2泊3日のサバイバルバトル『無人島0円生活』で名を馳せるようになった芸人のよゐこは、15回目の放送を迎えるにあたり、濱口が世界中で過酷なロケをTVディレクターとして乗り越えてきたナスDに対戦相手として挑戦状をたたきつけたことが今回の番組の発端。
いきなり飛行機の到着が遅れるトラブルによって夜中に無人島に到着したよゐこ。上陸早々濱口が真冬の夜中に漁で海に潜り、夜ごはんを作るべくさっそくを魚介類を確保!
残った有野は漂流物の拾った竹で骨組みを確保しつつ持ち込み物のブルーシート製の家を建て始める。
ナスDに負けないと意気込む濱口。12月の真冬の海。かなり寒そうだが魚5匹と貝6匹の漁の成果を出す!
そのまま夜中は濱口と有田そろって漁の成果である魚介類を使った無人島料理を作り始める。
ナスDサイド
一方ナスDは漂流物のたくさんある島に到着し、「無人島のドン・キホーテ!!」と大はしゃぎ。漂流物のいつのかわからない飲みかけのペットボトルを一気飲みする。
豊富なサバイバル知識を披露しながらも、本来煮沸した方がよい川の水を直で飲み、捕獲したサワガニを生で食べる等、相変わらず、おなかに危ないことばかりしている。経験豊富だからこそか?
5分で家作ると豪語したナスD、しかし作業が楽しくて4時間草を刈り続ける。
無人島に上陸してから一切休憩を取らずに、流木と蔓と刈った草で小屋づくり。知識と経験からとても丁寧な作業を心掛ける。
夜通し作業は続き、1日でここまで小屋を完成させた。
持ち込み物として麻縄を持ってきていたが、島にあるものをできるだけ使ってというこだわりのもと、わざわざ島に自生していた蔦を使って木材を固定していく。
小屋を作った次は、竹を使って摩擦で火起こし、鍋で海水を温める用の火を焚いてからウェットスーツに着替えてそのまま素潜り漁へ向かう!
真っ暗闇の海の中、ナスDは逃げる魚と同じスピードで泳ぎ、素手とナイフを駆使し、わずか20分足らずで6匹の獲物を捕まえる。「時間がない」と言って捕まえた魚を海中で下処理を施す一面も。
6匹目のタコはその器用な足でナスDの水中マスクを外そうとするも、ナスDも格闘の末にタコを陸に引きずり出し、そのままタコを食べ始める姿も放映され視聴者を驚かせた。
無人島サバイバル2日目・3日目
よゐこサイド
よゐこは拠点を海岸に構えてしまったため、目覚めたときにはブルーシートの家がほぼ沈みかけていた。
前日捕獲した魚で料理をしたもので腹を満たしつつ、再び拠点づくりと食料確保に翻弄する。
よゐこは17年サバイバル無人島生活をやってきたはずなのに、番組のゲストには「よゐこは何も食べること以外何も考えていないですねw」と言われるダメ出しされる。
夜、濱口は再びモリ漁へ。2mのエイと格闘し、モリが刺さった状態のままエイに持ってかれるも、弱ったところを素手で鷲掴みし、陸へ持ち帰る。
飲食店経験のある有野はエイでもなんでも料理にしちゃうのはすごい!
そして最後は番組伝統小麦粉を使ったちねり米をひたすらちねり、ちねり料理で締めた。
ナスDサイド
海で獲った魚を料理するころには夜が明けていて、タコ、ヤガラ、アジアコショウダイなどの魚介類を調理。
竹から調理器具を自作し、よゐこにも負けない魚料理を作っていく!
ナスDサイドは時間の都合で食レポを始めた2日目の朝までしか放送されなかった。
ナスDサイドが2日目の朝までしか放送されなかったのは、ナスDの無人島生活のボリュームが多すぎて、編集が追いつかなかったためだという。
2日目以降の内容は別の日に放送されることとなったが、撮影は全て終わっている。結局ナスDは70時間1睡もせず3日間乗り切ったという。
最後に
「よゐこ」と「ナスD」との対決!よゐこは”食”に。ナスDは”住”に重きを置いて無人島生活を楽しんでいた。
無人島サバイバルバトルの対戦の結果は、73対27の会場投票できまり、ナスDが勝利した。住居を作り、食料を手に入れ、料理までやってのけるまさに超人じみた内容で視聴者に衝撃を与えたナスD
だが、ナスDが別格なだけでよゐこも十分すごかった。ただ相手が悪すぎただけだ。
男なら憧れるほどのあまりにワイルドすぎる1面を見せたナスDにこれからも期待だ!
そして無人島に行ってみたくなった方!”生きる”をテーマに、電気も水道もない島で自分で食料を取り、調理して食らい、生き延びる無人島生活はこちらから体験できます!